19年前。

 

織田清司がビル内の自宅から出勤してきたところ。

 

 

龍肝「おはようございます。清司様」

 

清司「ああ、おはよう。今日も一日頑張ろうか!」

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清司の生活について龍肝がナレーションします。

 

(清司様は通勤に便利ということで総合本社ビル野中に自宅をかまえている)

 

(奥方は麗華様。山本製菓の一人娘)。

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(山本製菓は菓子のシェア国内一位だが、経営が怪しく、将来織田グループが吸収するとみられている。)

 

(清司様の息子照朝様、、、かわいい)

 

出社してきた清司に社員たちがあいさつします。

「おはようございます社長!」

 
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(清司様は、社員に慕われている。人柄が人を引き付ける。恋愛相談までされるほどだ。全社員の名前を覚えているらしいがとんでもない、、、)

 

社長室では清司の前に書類が山のように積まれています。

 

秘書の竹中良子「本日お目通しいただきたい書類でございます」

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(最も驚いたのは彼の一日の仕事量だ。私自身頭脳労働もそれなりに優秀な自覚があったが、、、胃の中の蛙だったと思い知らされた)

 

(まず書類の処理速度が恐ろしく速い。それでいて全部記憶し理解している)

 

(またデスクワークの傍ら時間をみつけてはあらゆる会議に参加する。)

 

(さらに隙あらば知らない人と会おうとする。新しい商売を考えている者、スポンサーを探している者、宗教家、思想家、怪しかろうと正体が不明だろうとお構いなしだ)

 

清司「日本に大量に埋もれていてかつそれを掘ろうとする人があまりにも少ない資源がある。何だと思う?」

 

「人だ」

 

龍肝「人が埋もれた資源?」

 

清司「日本では多くの優れた研究者が技術者、企画者が商売と結びつくことなく埋もれている。だが日本の多くの企業は毎年大卒新人を面接する程度で自ら才能人を発掘しようとしない」

 

「だからこの資源。僕が全てかっさらう」

 

「積み上げるから守ってくれよ?」

 

龍肝「ええ」

 

龍肝(この人を失ってはいけない。心からそう思う。灰色だった私の世界に鮮やかな色がついた)

 

また誰かが清司に愛に来たようです。

 

龍肝「どうぞ中で清司様がお待ちです」

 

男「うむ。失礼する」

 

龍肝はその男になにかを感じたようです。

 

(なんだ、、、この老人は、、、形容しがたい凄みを感じる)

 

男は、清司にあいさつします。「私は崩心祷(ホウシンイノル)。考古学を研究している」

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清司は(とんでもない資源を掘り当てちゃったかもしれないな)と思っています。

 

崩心は清司に研究資金を出してほしいと言います。

 

崩心「人の力を超える存在がもたらした人の力を超えた道具を探している」

 

崩心「人は皆超常の力に憧れる。私はそれを神と考古学に求めた」

 

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崩心は、研究をまとめたという書類を机の上に起きます。

 

そこには「悪魔の鍵 存在と在処の研究」と書かれています。

 

崩心「何かがあるならそこだ、、、というポイントを3つに絞った。そこを探索したい。だが、とにかく金が足りん。青臭いことは十分承知している。そいつを読んで可能性に興味がわいたら連絡をくれ」

 

清司「ならば、今読みましょう」

 

清司は一瞬で資料を読んでしまいます。

 

清司「3か所も調べる必要はない。正解があるとすればBの海底でしょう」

 

崩心はなぜそう思うのかを尋ね、清司は説明します。

 

崩心(この男、、、私の数十年の研究を論文を読んだだけでさらに深いところまで、、、!!)

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清司は織田グループに考古学部門を作り、人手と予算を与えるので1年で何らかの成果を出してくれと崩心に言います。

 

しかし、龍肝は帰っていく崩心に何かを感じています。

 

(清司様は、清濁かまわず受け入れる。それゆえの繁栄と、、、機器もいずれ必ず訪れるだろう。必ず守る、、、この男も、、、油断できない)

 

 

つづく、

 
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