前回、三鷹にお好み焼きを食べに来た、アシト、橘、大友たち。

 

昔の知り合いで現武蔵野ユースの中野と金田に路上で遭遇したところでした。

 

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金田「あのユースセレクション、お前らとなれあったせいで、オレは落ちたんだ。オレはお前らをゆるさねえ」

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中野「金田君。そんな言い方、、、、」

 

金田「中野、てめえもこんな奴らと話してんじゃねえ!」

 

立ち去ろうとする金田。

 

 

アシト「ちょ、ちょっと待てよ金田! お前どうしちまったんだよ?」

 

金田「青井、、特にお前だ。お前が最初に言いだしたんだ。あのとき真剣勝負のセレクションで、、、、」

 

金田は、アシトがセレクションのときに「仲良くやっといたほうがいいと思うんだけど、、、」と言っていたのを思い出しています。

 

 

金田「あれがなければ、いつも通りのオレで戦えた。、、、受かってたのは俺だったんだ。」

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富樫は笑ってみています。

 

大友(な、何言ってんのコイツ!? 全然いみがわからん。)

 

 

橘が話に入ります。

 

「お前、自分が何言ってるのかわかってるのか? それじゃまるで逆恨みじゃないか!!」

 

金田はにやりとします。

 

金田「橘、オレは、都リーグフォワードとしてここまで7得点だ。お前はどうだ? 試合に出してもらってるのに1点も取れてないじゃないか? 苦労してるんじゃないのか? 実力もないのに背伸びしてビッグクラブ入ってよ」

 

大友(金田のヤロウ、なんてことを、、、そんなこと言われたら橘、、、)

 

金田「だけどま、橘はマシか。青井。、、、、フォワード失格の烙印押されてディフェンダーやらされてるんだって?、、、ざまあねえぜ。お前が1番役に立たなかったんだな、やっぱり」

 

アシトに肩を組んで笑いかけてくる金田。

 

アシトは金田の手を払いのけます。

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「お前は間違ってる。、、、橘も大友も本当にうすげえ奴だ。あのセレクションから今日まで、オレはずっとそう思ってる。実力ねえなんて、言う奴は見る目がねえ」

 

金田「で、お前自身はどうなんだよ? 橘、大友はすごい。自分はその頭数に入れないのか? 戦力になってないことに自覚はあるってことか?」

 

アシト「試合に出られてないのは事実や。でももう少しや、もう少しで出られるはずや、、、」

 

金田「ハハハハ、サイドバックで、か?、、、オレは右ウイングだ。青井、お前どっち守るんだ?」

 

 

アシト「、、、、左や」

 

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金田「お、いいねえ。」

 

金田はアシトに顔を近づけて睨みつけます。

睨み返すアシト。

 

金田「マッチアップできるじゃねーか。絶対出てこいオラ。もともとすべての照準をエスペリオン戦に絞ってるからな。オレを落としたことを後悔させてやるために。、、、叩き潰してやるよ」

 

アシトの胸を突き飛ばす金田。

 

金田「そんなん言っても、試合に使われなきゃどうしようもないか、ハハハ。」

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金田はその場を去ります。

 

追いかける中野を大友が呼び止めます。

 

大友「なんなんだよ。ありゃあ? お前あんな奴と一緒にやってて大丈夫なのか?」

 

中野「、、、ひどいこと言ってゴメン。金田君のかわりに謝るよ、、、でも」

 

富樫「アイツ、相当できそうだな!、、、歪んだ動機でも打ち込めた奴の勝ちだ。、、、アイツの立ち姿と歩き方でわかる。体幹ぶれねえし、何より自信にあふれている。相当努力したんじゃねえか? セレクション落ちてから」

 

アシトは金田の肩に手をかけた時のことを思い出しています。

 

アシト「アイツの身体、鋼みたいやったセレクションの時と比べて全然違う」

 

中野は、武蔵野の佐竹監督が個人のボディバランスに合わせて、フィジカルメニューを組んでくれたと言います。

 

「金田君は特に成果が出ている。セレクションに落ちてすぐ、、、失意の僕らをまだ中三だったのに、佐竹監督は練習生として武蔵野ユースに参加させてくれた。あれから1年、、、僕らは本当に努力した。」

 

中野は、自分たちはJユースに入りたかったけど入れなかった集まりだ、だけど関係ない、今の僕らは本当に強い、負ける気がしないと言います。

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「じゃあね。試合たのしみにしてるよ!」

 

中野も立ち去ります。

 

大友「行こうぜ。」

 

大友たちも立ち去りますが、アシトだけはその場に残ります。

 

落ちているつぶれた空き缶でリフティングを始めるアシト。

 

首を振ります。

 

金田に言われた屈辱の言葉を思い出しています。

 

(試合使われなきゃどうしようもないかハハハハ)

 

 

一方、エスペリオンの方はスタメンを決めていました。

 

紙に書かれたスタメン。

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アシトは、、、、左サイドバックです。

 

つづく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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