第7巻絶賛発売中です!   スポンサードリンク 三鷹で武蔵野ユースの金田に会い、挑発されたアシトたち。 そして、武蔵野戦の前の多摩大付属戦。 Aチームの義経が合流して試合が始まるところ、というのが前回まででした。     多摩大付属戦が始まりました。   観客の中には、「サッカーエブリーの記者金子葵(23)が来ています。   多摩大側観客「多摩大!多摩大!無敵の多摩大!」   前半が始まってまだ両チーム0点です。   金子「なんで。あの子、、、ディフェンダーやってるんだ、、?」 ws000046 アシト「うるあああ、、、」   アシトは相手チームのボールを持った選手の前にいますが、ドリブルで抜かれます。   富樫「その程度のフェイントにひっかかりやがって、、、」   相手チーム選手が、センタリングします。   ゴールキーパーの目の前にとんだボールを富樫が割って入ってクリアします。   「ナイス、富樫!」   先輩「青井! せめてセンタリングだけは防げ! お前んとこで今日何回上げられてんだよ! 自分のエリアにボールホルダー来たら当たりに行ってでも潰せ!」   アシトのところから、だいぶセンタリングを上げられているようです。   、、、、杏里が、記者の金子に気づいたようです。   「おや、いつぞやの記者の方。」   金子「あ!」 ws000045 杏里「前も思いましたが、変わってますね。プレミアでもプリンスでもないこの地域リーグに取材なんて。面白い記事になるんですか?」   金子「ね、ちょっとねえ! どうなってんのアレ? あの青井葦人ってコ! どうしてディフェンダーやってんの? 今日はあの子に目をつけてきたのに!」     フィールドの上のアシト。   (クッソー! やっぱ守備苦手や! 1対1でもムズイ! 「大事なのは間合い」ってコーチも練習中アドバイスくれたのに、、、相手様がボールさまを持ってる状態がどうにも、ムカつく、落ち着かん!)   アシトは、自分に言い聞かせます。   (いや、落ち着け。落ち着くんやオレ。今日は不安よりも、楽しみで胸が高鳴ってる。高鳴ってるんや。)  
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相手チームの選手はアシトのことを話しています。   「左サイトバックだ。」   「ああ、あいつ穴だな」 ws000044 「始まって10分、、すでにあそこからクロスを3本も入れさせてもらってる。チーム事情か何かでディフェンダーやらされてるんだろうな、、、素人臭まるだしだ。、、、プレミアリーグの得点王がスタメンって聞いたときはぎょっとしたが、、、問題ない」   「あの再度バックだけじゃない、、、こいつら全員動きが悪い。フォワードまでろくにボールを運べない、、、いかにも4連敗中のチームって雰囲気だぜ。」   「いずれにせよ、サイドだ。あそこから入ってさっさと先制点もらおうぜ。」       、、金子「うわー、すっごい下手じゃん。あの子、守備! あたしは、、、あの子の前の試合観て全得点に絡む姿にワクワクしちゃったんだ! だから今日来たのに! なんだディフェンダーなんかやらせてんだよ!」   金子は杏里に泣きつきます。   「向いてないよアレ、サイドバックだってのに、、、見てよ。ずっとキョロキョロしてんじゃん。あんなキョロキョロする必要ある? サイドバックだったらプレーするエリアとか決まり切ってるだろ! センターバックの指示を頼りに前だけ向いてりゃいいんだよもう! 将棋の香車と一緒なんだよ!」 ws000043   フィールド上で走るアシト。 (この一か月。基本メニューのほかにやったことはとにかく首を振ったこと。実戦形式の練習の中で。そうでない練習の中で、個人練習で、日常の中でも意識して、自然にできるよう、)   相手選手「もう1回サイドだ!」   大友(マズイ! アシトのとこに集中的に人数をかける気だ! なんとしてもおれのとこで止めねーと、、、と言っても俺、左サイド全然慣れてねー!)   アシトは自分に(落ち着け)と言い聞かせています。   そのとき、「頑張れー!」という声がアシトの耳に入ります。   観客の中に花が来ています。   花「頑張れー! ディフェンダー!」 ws000042 花の応援に気づいたアシト。   「大友ー! つり出されるな。外に回れ! 26の前ふさげ!」   大友「お、おお。」   杏里(コーチング!)   大友がアシトの指示で26番の前に出るのを見て相手選手は、焦ります   (こいつにそこのスペースに入られたら、、、もうこっちに出すしか。)   パスを出す相手選手。   そこにアシトが走りこんできます。   (潰しにいくのは、人じゃねえ! 人じゃなくて、、、、スペース!) ws000041 パスカット!   つづく。   最後まで読んでいただきありがとうございました。   スポンサードリンク