Aチームの義経が病み上がりのためにBチームに合流している対多摩大付属戦。

 

前回は、義経のレベルの高さに相手チームも含めて驚き、アシトが義経に「俺、あんたになりたい」と話しかけたところまででした。

 

義経「青井、お前はオレを目指すな。お前は十分素晴らしい階段を上がっている。」

 

ここで前半終了のホイッスルが鳴ります。

 

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1-0で折り返しです。

 

呟く義経「このカテゴリーの選手は、、、勝手に敵を怖がってくれるから、やりやすいな♪」

 

アシトがまた義経に近寄ります。

 

「義経さん。目指すななんて言わねえでくれよ、、、俺、あんたのプレーにほれた、、、!」

 

赤くなる義経。

 

アシト「階段がどうとか言われたって俺、、、、」

 

義経「青井、モジャ男君。特別に君だけに教えよう。オレは今日までのサッカー人生で一人だけちょいと嫉妬したやつがいるナリ。」

 

アシト(し、嫉妬? あれで?)

 

義経「栗林トゲトゲ君、、、お前はあいつに似てるナリヤ。だからオイラとは全然違う。」

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アシト「似てる? 、、、あ、いやそれは、、、この一か月栗林さんに倣って必死に練習したから。」

 

義経「それでいいなり。キテレツそれでいいなり。」

 

伊達コーチがアシトと義経に声をかけます。

「おい、なにやってる! ミーティングだ早く来い。」

 

義経「オレは誰よりも点をとる自身があるが、あくまで11人の中の一人。でも栗林はそうじゃない。栗林に似てる。モジャ男君。お前は、オイラちょっとうらやましいんだよ。」

 

アシト(う、うらやましい? あんなプレーした人間が、俺を?)

 

義経「ま、でも。ほれたなんて言われてとても気分良い。あとでサインをやろうね、モジャ男君。」

 

義経はミーティングのほうに戻っていき、立ち尽くすアシト。

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一方試合を観戦している花たち。

 

花「これ、後半も義経君にボール集めたら簡単に勝てるんじゃないのか?」

 

杏里「逆に言えば、義経選手さえ封じれば、今日エスペリオンのできは良くないですからね。相手も都リーグ1部です。同じ考えで修正してくるでしょう。、、、それに、義経選手任せで点を取って今のBチームのためになるかはわかりません。」

 

杏里「こういうときだからこそ、義経選手以外で天を取る方法を。それがチームのためです。」

 

ミーティングをしているエスペリオン。みんな真剣に伊達コーチの話を聞いています。

 

花「ふうううん。あっそう。」

 

見ると金田記者が倒れています。

 

花「ど、どうした?」

 

金田「こ、腰が抜けた、、、あんなすごい選手がまさかBチームで調整しているなんて、、、」

 

花「そうかいいもん見たな! いっぱい撮って記事にしてくれ!」

 

杏里「花さんって、、、本当にサッカーのこと全然知らないですよね。」

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俯いている花。

 

 

一方、エスペリオンは円陣で肩を組んでいます。

 

一色「後半が始まる、、、わかってるな! 変わらず義経にボールを集めるんだ! 5連敗を阻止するためだ! 義経頼みでもなんでもいい!」

 

富樫「へっ。ボビーロブソンかよ。」

※バルセロナの元監督「私の戦術はロナウド」という名言で有名だそうです。

 

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先輩「なにい!」

 

竹島「とにかく! オレ達守備陣は変わらず守ります。前半それほど大きく崩された場面はなかった。青井も動きが良くなってきているし、、、何よりこのまま点を取られなければ勝てるんだ! 零封して勝とう!」

 

富樫がアシトにささやきます。

「アシト、オレは行くぜ。攻める。義経頼みで勝ってもこれからのためにならねえからな。、、、、アシトお前はどうする、、、義経見て血、騒いでんだろ?」

 

 

アシトは無言です。

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後半が始まりました。

 

走り出す選手たち。

 

大友(! システムを修正している。義経さんとこボール集めにくくなったな、、、)

 

アシトは義経の言葉を思い返しています。

 

(お前は十分素晴らしい階段を上がっている。)

 

アシト(オレは、、、あんたの階段を上りてえよ! 義経さん!、、、攻めてえ! 義経さんがマークを引き付けてくれてる、、、スペース空き放題だ。今なら点を、、、、)

 

 

アシトは栗林の首振り、義経から言われた言葉などを思い出します。

 

(前の俺に戻る気がする、、、、)

 

アシトは足を止めます。

 

アシトはハッとして声をかけます。

「み、右サイド! スペース空いてるぞ!」

 

アシト(富樫、やっぱり上がったんや。で、でもあそこまでスペース空くか? 普通。)

 

見ると一色がうずくまっています。

 

アシト(い、、、一色さん! 前半のあの時のが痛んで?)

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竹島の前にボールを持った相手選手が迫ってきます。

 

竹島(1対1、、、抜かれてたまるか!)

 

富樫が相手選手の横につけています。

 

富樫(このまま挟み込めば竹島のところで楽に止めれる。ここは竹島に任せるか!)

 

竹島(富樫、富樫が止める! だったらここは、、、)

 

竹島は相手をかわし、相手選手はキーパーの前でフリーになります。

 

竹島と富樫「え?」

 

アシトが走りこみますが間に合いません。

 

多摩大付属のゴールが決まります。

 

アシト「何やってんだよ! お前ら! なんで声かけあわねえんだよ! 声かけあってお互いの意思を伝えたら済むだろ。今わざとそれやらなかったじゃねえか!」

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アシト「全員で守んなきゃいけねえんだ! 今日だけはなんとしても勝たなくちゃいけねえんだ!」

 

 

ベンチの伊達コーチ「月島。システムを変更するぞ。」

 

 

つづく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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