アシトたちは、次にあたる武蔵野の試合を見に来ていました。

 

橘の古巣です。

 

佐竹監督率いる武蔵野は超ハイプレスサッカーで関東総合に3対0で勝利します。

 
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しかし、試合後、金田はキャプテンの武藤に不満をぶつけていました。

 

「ヌルいんすよ。ボールの寄せが、、、」

 

アシトはそれを見て金田に「今日の試合でわかった。お前はこのチームで一番弱い、、!」と言ったのが前回まででした。

アシト「今日の試合でわかった。お前はこのチームで一番弱い、、、!」

 

 

金田の青筋を立ててブチ切れます。

 

「なんでテメーらがここにいやがる、、、アア?」

 

アシトも金田をにらみ返します。

 

 

武蔵野のキャプテン武藤「た、橘! 橘じゃないかお前!」

 

橘「武藤さん、三上さん、久しぶりです、、、」

 

金田「偵察にでも来やがったってことか? あげく俺がこのチームで一番、、弱い? 弱いだとお~?」

 

武藤「エスペリオンユースの仲間か? 橘。他クラブとのもめ事はゴメンだ。連れ帰ってくれ。」

 

橘の姉の都も怒っているアシトを止めます。「ちょ、ちょっとあんたも! 急にどうしたのよ、こっちのクラブのことなんてあんたに関係ないでしょ!?」

 

アシト「金田の奴、、、また橘を、、、」

都「え?」

 

橘「や、やめろアシト! 都の言う通りだもう帰ろう。」

 

大友「熱くなると美沙かいねーからなお前は全く、、、」

 

金田「青井、前といいよく絡んで来れるよなあ、俺に!」

 

アシト「!」

 

金田「俺は今日の試合でトータル9得点、、、ブッチ切りんぼ都リーグ得点王だ!、、、一方のお前はどうだ!? 俺と得点を競い合うこともできねえよな。点とれねえポジションまで下げられてよ、、、それともなにか? ディフェンダーでプロを目指す、、、ちゃんと覚悟ができたってのか?」

 

アシト「、、、」

 

金田「くく、、、顔見りゃわかるぜ。よくそんな半端な気分でフィールド立てるなあ? お前」

 

中野「金田君!」

 

アシト(なんで撃たなかった、、なんで!、、、くっ、、、)

 

金田「テメエが一番気に入らねえんだ青井、、、テメエが。実力もねえくせに俺を出し抜いた、、、クソ田舎野郎が、東京のJユースに入るなんて」

 

急に橘が金田の方に走り出します。

 

都「え、、そ、総一、、、」

 

金田に顔を近づけてにらみつける橘。

金田「、、、ハア? なんでテメエが来るんだ橘?、、、橘、お前も感謝しろよ。お前が抜けた古巣、、、強くなったぜ。俺のおかげでよ。」

 
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橘「俺のことはどうでもいい金田。だが、仲間のことを言うのは許さん。訂正しろ、今すぐ。」

 

武藤「橘、、、何やってんだよ、、、冷静なお前が全く、、、」

 

 

金田「そういうとこだよ、お前ら、、、クソみたいな仲間意識。馴れ合いやがって、、、そのせいで俺は、、、もう騙されねえ! 俺は俺の力だけで上に行く、、、! どっちが真に強いのか証明してやる、、、次の試合でなあ!」

 

 

、、、花は座って英単語を見ています。

 

花「おかえり。遅かったじゃないか。」

 

 

大友「、、、なんであれでスタメンで出れるんだよ! あんな性格の奴と普通サッカーできねえだろ!」

 

都「理由はわからないけど、佐竹監督も彼にはある程度自由にやらせてるらしいのチーム方針として、、、」

 

大友「なんだそれ! えこひいきってことか?」

 

都「わからない。でもチームメートはそれを受け入れてる。、、、結果強くもなってる。それが今の武蔵野ユース。」

アシト(止められねえ、、、今の俺じゃ、、、俺達じゃ、、!)

 

 

花がいきなりアシトの顔に蹴りを入れます。

 

アシト「イデ!、、、何すんだ花!」

 

花「何があったかって訊いてるだろー!」

 

アシト「け、、、蹴ることねえだろうが!、、、てゆーかお前に言ってもわかんねーよ!」

 

 

花「あたしは待ってたんだぞ! ちゃんと! 、、、いうことも思い出したんだ。あたし、栗林君の献立作ってあげることになったから。直々のお願いで。」

 

アシト「、、、栗林?」

栗林「献立通りに食べて、筋肉量、運動量にどんな変化があるかその都度報告してくれるって。J1選手のデータだ。スポーツ医を目指す私には願ってもないチャンス! ただ、君に何も言わないでやるのはスジが通らないと思って、、、だから。」

 

アシト「、、、なんだそりゃ? なんで俺に言うんだ、それ。、、、チャンスなんだろ。やりゃいいじゃねーか。」

 

花「そうだね。やる。」

 

花は走るようにして去っていきます。

 

アシト(な、なんや? なんでムカムカするんやこれ? 栗林? なんで栗林?、、、なんだよもう、、、サッカーに集中しなきゃいけねえのに迷いばっかじゃねーか、、、ワケわかんねえ。)

 

都「変わったチームメイトが多いようね。総一朗。」

 

橘「すまない都、、、武蔵野の敷地内でこんな、、、」

 

都「ふん。でもちょっと安心したわ。死んだような顔で試合観てたあんたに。怒る気力が残っててさ。、、、あのモジャモジャあんたの悪口言われたから飛び出したみたいよ。、、、あんたがウチ相手に勝てるかはともかく、いい仲間は持ってるようね。」

 

橘「ああ、、、でも、俺、次の試合はコーチに出さないでくれって頼んだから、、、」

 

その時、大友の携帯にメールが来ます。

「お、増子から、、、なにい!」

 

増子からのメールは、次戦のエスペリオンAチームとBチームの入れ替えについてです。

 

義経と清水がAチームに行き、一色はリハビリ枠、そしてAからは補充要員として黒田と朝利が落ちてくるとあります。

 

「よ、義経さん、やっぱ戻るのかよ。それだけでも大変なのによお、、、富樫が特に仲悪いのは黒田と竹島なんだよね? 富樫と竹島のポカがあったこんなタイミングで、黒だとも次一緒にやるのかよ、、大丈夫なのか俺達、、、戦えるのか本当に?」

 

 

つづく。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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