【前回まで】

橘の古巣である武蔵野との試合が始まりました。

 

エスペリオンボールで始まり、武蔵野はハイプレスサッカーを仕掛けてきます。

 

他方で、エスペリオンは個人技を強みとしてロングボールを回します。

 

前回はアシトがロングボールを蹴ろうとしたところまででした。

 

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【今回】

試合前の竹島達との練習の回想。

アカデミー組の竹島達がアシトに教えています。

 

竹島「インステップキックのおさらいだ。助走は斜め後ろから、、、自分の入りやすい角度を探す」

 

ロアン「軸足はボールのすぐ横。しっかりと踏み込む。」

 

「軸足が目標にまっすぐ向いてるとコントロールが安定するよ。」

 

橘「そして、蹴り足の足首をしっかり伸ばして固め、、」

 

 

回想が終わります。

 

アシト「足の甲で、ボールの中心を叩くように、、、、」

 

アシトはボールを蹴り、見事なロングボールが橘の前に通ります。

「ゴール前! フリーだ!」

 

アシト「行けー! 橘ー!」

橘はシュートしますが、ゴールキーパーはポストの内角ぎりぎりでセーブします。

 

金子記者「うあああああ! スーパーセーブウ!」

 

アシトは橘に向かって親指を立てて微笑みます。

 

武蔵野のコーチ「、、、今日のエスペリオンの戦術は、、、ダイレクトプレーサッカーか。ポゼッションにこだわらないサッカーを選択しようだな。佐竹監督」

 

佐竹「、、、」

 

、、、金子記者「ダイレクトプレーサッカー、、、ハイプレスサッカーに対抗する常套手段と言える戦術。」

 

 

杏里「武蔵野は全員そうでのハイプレス。当然武蔵野の陣地にはたくさんのスペースができます。そのスペースめがけ、正確なロングボールを放り込んでいく。」

 

金子記者「望コーチ、1週間がかりでロングボールの反復練習させてたもんねー。」

 

金子は都に向かって話します。「あなたの言う通り大味なサッカーよね。武蔵野と戦うチームの多くが同じ戦術を取ってくると思うわ。だけど、エスペリオンユースが他と違うのは、、、技術!」

 

 

 

フィールド上の竹島「大友ムリするな! こっちまで戻せ!」

 

大友からパスを受ける竹島。

 

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竹島も練習を回想します。

 

浅利「今さらダイレクトサッカーなんてなあ。スマートじゃないよ。こまめにボール繋いでゴールに迫ってこそ美しいのに。」

大友「んなこと言ってる場合かド金髪め。」

 

竹島「まあ確かに。オレらのスタイルには合ってないよな。」

 

後ではアシトがボールを蹴っています。

 

島「どこ蹴ってんだ青井!」

 

アシト「もういやああ! おまえらなんでそんなにうまいんやああ!」

 

浅利「本当に下手だな。」

 

竹島は丁寧にアシトに教え、フォームのバランスを取ったほうがいいと言います。

竹島「そしてキックは押すのではなく、叩く。」

 

竹島は居残り練習を回想しながら(悪くなかったな)と考えます。

 

竹島(大事なんだな。こういうのって、、、)

 

竹島がロングボールを蹴り、またゴール前のロアンのところに飛びます。

 

「うおお!またいいスペースに出たあ!」

 

ロアンはシュートを打ちますがゴールの上を通過します。

 

アシト「ドンマイドンマイ! ナイスシュート!」

 

アシトは自分たちのロングボールの精度が高く、武蔵野のハイプレスが効果発揮できていないと感じています。

 

都「これって結局、、、技術力の差で押していこうってことよね?、、、たったそれだけ?」

 

金田がアシトに話しかけてきます。

 

「ロングボールねえ、、、まさかエスペリオンがこんな青臭いサッカーやるとは、面食らったぜ。、、、でも技術はさすが。お前らの流れだったぜ、ちょっと、、、」

 

金田は橘とロアンの方を見ます。

 

金田「あのヘタクソに言っとけ。、、、だったら決めねえとダメなんだよ。」「試合後ここが致命傷だったと振り返ることになるぜ。」

試合はエスペリオンの流れのようですが、他の武蔵野の選手たちもなぜか落ち着いているようです。

 

つづく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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