【前回まで】

対武蔵野戦です。

 

武蔵野のハイプレスサッカーに対してロングボールを回すエスペリオン。

 

しかし、武蔵野は司令塔の武藤の下でロングボールをカットしだします。

 
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黒田は金田のマークに付きますが、金田と武藤のコンビネーションでシュートを決められてしまいます。

 

【今回】

武蔵野川の得点前の回想。

武蔵野の選手(ロングボール一辺倒じゃなく、ショートパスの数を増やしてきた、、、)

(さて、どう対応する?)

武藤「慌てるな、みんな!、、、俺達は今のままでいい!」

 

武藤(エスペリオン、、、こいつら、工夫してショートパスを入れてきたんじゃない、、、逃げだ、、、ショートパスに逃げただけだ、、、そんな奴ら、、、)

 

金田が黒田の足の間からシュートを撃ち、キーパーがはじきます。

 

そこに武藤が走り込んできます。

 

武藤(一瞬の隙をこじ開ければ、、、!)

 

武藤がヘディングでゴールを決めます。

 

「先制点は東京武蔵野だ!」

 

前半23分 0-1 得点者 武藤千秋

 

エスペリオン菅原「慌てるな! 大丈夫だ。失点するまでの俺達は上手くいってた! ショートパスでつなぐポゼッションサッカーが俺達の本来のスタイル、、、練習したロングパスとバランスよく合わせて組み立てていくんだ!」

アシト(違う、、、今日の俺達は、、、この1週間俺達は、、、!)

 

橘「俺達ダイレクトサッカーで行くって決めたんじゃないんですか!? ショートパスが急に多くなって違和感があった、、、この1週間やってきたことと違う!」

 

菅原「そのロングボールが通用しなくなったから言ってるんだろうが!」

 

橘「まだ前半20分ですよ? ちょっと圧されたら本来のスタイルに戻しにかかるって本末転倒じゃないですか!」

 

菅原「なんだとこの、、、」

 

冨樫「俺も橘に同じだね。」

 

菅原「何?」

 

竹島「俺もです」

 

審判「何をもめてる。キミたち早く戻れ!」

 

菅原「イッパシのこと言ってんじゃないぞ、1年、、、特に橘! 結果も出てないお前が言っても説得力がないぜ!」

 

アシト(、、、橘、、俺もだ。お前と同じ気持ちだ! 、、、この1週間、お前に引っ張られて夜練に参加した奴らは、みんな同じ気持ちだ!、、、でもダメだ、、、俺達はまだ1年で、、、チームの意思を統一できるほど信頼されてる選手はいねえ、、、)

 

そのとき、伊達コーチが声をかけてきます。

伊達「青井! 朝利! 黒田!」

 

伊達コートは何やら手でサインを送ってきます。

 

観客「よーし、試合再開だ!」「この勢いで2点目頼むよ。武蔵野!」

 

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金子記者や杏里と観戦している都「、、、え? エスペリオンのフォーメーションが! ディフェンスラインにセンターバックの二人だけ残して、、、両サイドバックと、、、ボランチを。中盤に集めてきた!」

 

金子記者「練習通りよ。」

 

杏里「これで正しいと思います。」

 

伊達「決して逃げるな! ダイレクトサッカーを徹底しろ!」

 

 

「中盤の人数を増やすことで、ロングボールの出し手と受け手の絶対数を増やす!」

アシトがボールを持ちます。

「うらああああっしゃー!」

 

橘が前に出て行くのを見て武蔵野の選手がマークに来ます。

 

武藤「違う! つり出されるな! 橘は囮だ!」

 

アシトからゴールまでの間が開けます。

 

アシト(前が開いた! ボールの中心を、、、叩くように、叩くように、、、!)

 

アシトがゴール前にボールをけり出しキーパーが出てきます。

橘「行け!」

 

しかし、キーパーがボールをキャッチします。

 

ロアン「くっそおおお!」

 

金子記者「うわあああ! 惜しい!」

 

都「で、でも驚いた、、、先制点取られて浮足だつかと思ってたのに、、、さらに前がかりな布陣、、、攻撃的にロングボールを狙っていくなんて」

 

菅原(急にどうしたんだ? 望コーチがあんな細かく指示を、、、でも、望コーチの言うことなら信じよう、、、)

 

アシト(珍しい、、、望さんの具体的な指示、、、でも、一気に統制が取れた、、、みんなが練習でやったことを思い出せた!)

 

橘(そうだ、望さんだ。)

 

橘は試合前のミーティングを思い出します。

伊達「これがこのチームのベストメンバーだ」

橘がフォワードに選ばれています。

 

 

再び試合中の橘(誰でもいいから点を取ってくれだと、、、? 違う! 信頼してくれた望さんのためにも、、、俺だ! ここは俺が点を取る、、、俺だ!)

 

 

つづく。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 
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