対兵安戦が続きます。

 

5対3の2点差で兵安を負うDL。

 

前回は、7回表で早乙女と金川の対決に入りました。

 

そして、金川が変化球とファールで早乙女がツーナッシングに追い込んだところで、金川は何を思ったのか次はストレートを投げると宣言していました。

 

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ボールを握った左手の人差し指をまっすぐ早乙女に向ける金川。

 

狩野(はあ? いやいやいや! わからんわからん! 何で? はあ? せっかく横綱早乙女からツーナッシングとって、あと3球も遊べんのに何でここで、、、ストレート3球勝負? はあ?)

バッターボックスの早乙女。

「大胆不敵とはまさにこのことよ!」

 

 

檜「この状況で、、、、ウソやろ、、、」

 

 

阿比留「、、、ごっつカッコええ金川さん、、、」

 

観客「ええぞ金川! そんなん待っとったんや!」「見せてくれ! 日本一のドンパチ!」

 

早乙女はバットを握って体を伸ばします。

「挑まれた勝負。一発で応えるがワシの礼儀! アッパレ、金川」

 

ベンチの薬師寺と平。

平「クソ、、、ナメくさりやがって、、、」

 

薬師寺「ハッハッハ。金川らしいやんけ。敵ながら魅力的な男や」

平「フン」

 

観客「金川!」「早乙女!」「ブチ込め早乙女!」「斬れ! 金川!」

 

金川がボールを投げ、早乙女が左足を上げます。

 

ボールがまっすぐ飛んできます。

 

観客「うおお! マジで勝負来たー!」「放りこめ早乙女!」

 

 

狩野「ああー!」

 

早乙女「ぬおおお!」

 

早乙女が振りに来ます。

 

しかし、ボールは早乙女の手前で変化し球が沈みます。

 

ニヤける金川。

 

早乙女はバットを振りぬき空振りします。

 

「ストライッバッタアウッ!」

 

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古谷「まさかとは思たけど」

 

烏丸「ホンマにやりよったな」

 

観客「大ダヌキや!」「こりゃ一本とられた!」

 

阿比留「140キロのスプリット、、、この試合状況でこんな大ウソ、、、」

 

 

金川「よっしゃワンアウト。雨濡れたないしパッパ斬るぞ」

 

 

早乙女「、、、奥ゆかしい男よ、、、」

 

 

バッターボックスを離れながらつぶやきます。

「残すはあと一打席」

 

 

雨の降る球場で石松は金川を見て金川の言葉を回想しています。

 

(オレはセンバツ早乙女を一打席もさばけへんかった。せやから今日包丁替える)

石松は拳を握ります。

 

 

客席の狩野。

(、、、完全にだまされた、、、オレなら後退して振り逃げで塁出してる、、、こんなんじゃ夏レギュラーどころかメンバーにも入られへん、、、カスや、、、)

 

 

檜は狩野がブツブツ言っているのに気づきます「?」

 

金川は残りの打者も打ち取ったようです。

 

 

チェンジ。

 

藤巻「ナイス作戦や金川。」

 

金川はグローブを置いて言います。

「DLのエースらしからぬ行為け?」

 

烏丸「?」

金川「センバツ負けてアホなりに学んだ、、、日本一になるためにはオレが変わらなアカンて、、、もうクソまみれの泣きっ面人に晒すん嫌やねん、、、オレはこのチームで」

 

「勝って笑いたい」

 

つづく。

 

次は7回裏DLの攻撃。石松が打ち取られた後5番火影からです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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