対兵安戦。   前回は金川が早乙女を三振に打ち取り、8回表の平安の攻撃が終わったところまででした。   5対3でDLが2点差で兵安を追っています。   8回裏DLの攻撃の番ですが、、、、     スポンサードリンク 球場に激しい雨が降っています。   「両チームベンチに入って、中断します」   観客「おいおいええとこやのに中断け?」「いやさすがにこの雨は無理や!」   兵安ベンチ。   薬師寺「よしよし兵安にとってはええ雨や! 平も休めるし金川出てきてから打線もサッパリ。ちょうど流れを切りたいとこやった。この回DLは上位に回る。0で切って9回表で勝負をつける、、、気張ってくれ平」   平「ハイ」   薬師寺「9回先頭はオレや。意地でも出るから頼むぞ早乙女」   早乙女「「おう」     、、、DLベンチでは。   金川「せっかくええかたちで攻撃入れる思たのに、流れ切りやがってクソ雨が、、、」   古谷「お前が投げたせいやろ雨男」   金川「やかましいわ」   烏丸「こればっかりはしゃあない。いったん冷静になれちゅうこっちゃ、、、この8回裏がヤマや。逆転するならこの回じゃ。さすがの平もそろそろアゴ上がって球も浮き出すし、この雨でエラーもでやすい。、、、ワシが流れ作るから返してくれよクリーンナップ」 古谷「おう」   客席では、、、   信楽平二郎「、、、ただ、ボーッとしてても何も起こらへん! 祈るぞ! 雨が早く上がるよう。メンバーが良いプレーができるよう」   目を閉じて祈る狩野たち。   寮監は雨のグラウンドを眺めながらつぶやきます「美しい光景じゃ」   DLベンチ。   藤巻「なんか雨降ったら1年ときの金川とウータン思い出すわ、、、」   古谷「雨のたんびに高橋さんにどつかれてたもんな」   金川「殺生やでホンマ、、、」   金川は過去の高橋先輩の物まねをします。 「えっ? ゴリラと金川なんで雨降ってんの? えっえっ?上級生濡れたらどうすんの? やろ」   古谷「おまえどんんだけ高橋さん似てんねん。なつかし!」   藤巻「なあ、もういっぺん1年からやりなおすとしたらなんぼ積まれたらやってもええ?」   八雲「100億」   桂「2兆」   火影「美女8000人」 烏丸「ぶあっはっはっは。死んでも嫌じゃあんなゴキブリ生活!」   スポンサードリンク 藤巻「ゴキブリのほうがまだマシやろ!」   烏丸「思い出すだけでゲー吐きそうになる」   藤巻「でも人生で一番で一番つらかったのは、、、」   金川「今年の3月30日」   古谷「そう、センバツの決勝、、、新チームになって初めて土ついたあの瞬間、、、何もかも一気に崩れ落ちた。情けなあて申し訳なくて、しばらく顔上げられへんかったもんな。正直いままでの自分に疑問持ってしもた」     雨を眺めて沈黙するDLメンバー、、、、     烏丸「でもワシ思うんじゃ。世話してくれる下級生、、、必死に働いてくれる親、、、毎日一緒に汗流してくださる首脳陣のかたも、ワシらが勝ちぁみんな笑う」   藤巻「なあ、、、夏の甲子園優勝した時に見える景色ってごっつキレイなんやろな?」   古谷「、、、」   藤巻「アカン! 想像したら泣けてきた! アカンアカン」   金川「はあ? 雨打たれて死んで来い! 何やコイツ?」   古谷「どや藤巻! みんなマウンドで集まって高笑いしてるやろ?」   藤巻「ちょっと違う、、、みんな、、、泣きながら笑てる」 、、、一方、室内ブルペンで素振りするDL長野と信楽平一郎。   信楽平一郎「さっきの話は響いたな、、、」   長野「俺達も来年あんなチーム作りたいし思たし、何より今年夏優勝してほしい」   平一郎「この回俺は9番晴元さんとこで、お前は2番桂さんとこで代打やろう、、、俺らで石松さんまで回すぞ、、、あの人は必ずやってくれる」   石松も黙って素振りをしています。   雨が止んだようです。   海宝「よっしゃひっくり返すぞ」   「ハイ!」   海宝「代打マリオいこか」   平一郎「ハイ」   海宝「緊張するならヘッチ赤あ塗ってヒゲつけろ」   メンバー「ハハハ」   平一郎がグラウンドに出て行きます。 長野「打てよマリオ! 出れへんかったら死ねお前!」   天津「頼むぞマリオ!」   平一郎(さすがに緊張するな、、、オレさえ出ればあとは、、、)   後ろから平一郎に烏丸が声をかけます。   「あんま気負うな。後ろにはワシがおる!」     つづく。   最後まで読んでいただきありがとうございました。
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