対兵安戦。5対3の2点差で兵安を負うDL。

 

前回は雨で試合が一時中断していました。

 

今回は8回裏に代打で2年の信楽平一郎(マリオ)が出たところからです。

 

 

アナ「試合再開! 8回裏! 追いかけるDL学園! 逃げる王者兵安! 息をのむこの展開! 試合は動くか!」

「ここは意地でも抑えたい兵安エース平! なんとしても上位に回したいDL9番代打の信楽!」

 

平が振りかぶって気合を入れて投げます。

 

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「うらあ!」

 

一方、平一郎はリラックスしてニッと笑います。

 

平一郎(気楽なもんやで、、、オレの後には、、、烏丸さんがおる)

 

平一郎が振りぬき、ボールは1塁方面ギリギリに飛んでいきます。

平も振り返ってボールを目で追います。

 

「フェア!」

 

平一郎は1塁を蹴って2塁にヘッドスライディングします。

 

「っしゃゴラア! 逆転すんぞ! キノコたらふく持ってこい!」

 

平一郎の顔にはいつの間にかひげが付いています。

 

アナ「代打信楽気合の二塁打! 始まったー、逆転のDL!」

 

DLはここでタイムをとります。

 

ベンチの金川「素でエグい。クソマリオ、、、誰がホンマにヒゲつけろ言うた、、、殺したろか?」

藤巻「まあまあまあ、ええやんけ打ってんから許したれ!」

 

海宝が藤巻に声をかけます。

 

藤巻「えっ! いいえ!」

 

首を振る藤巻。

 

海宝「アホか? 代打ちゃうわ。三塁ランコー代わってこい」

 

藤巻「、、、ハイ!」

 

金川「、、、い、いいえ? お前カラスのとこで代打やと思たんけ?」

 

藤巻「お、おん、、、」

 

金川は藤巻に蹴りを入れます。

「カッカッカ! ありえん! 死ね! はよ行って来い!」

 

藤巻はバッターサークルで腰を落としている烏丸に声をかけて行きます。

 

「カラス。ここでオレみたいなカスがお前に言えることはなんもあらへんけど、、、一本頼む! 今まで内緒にしてたけど、おれはバンゲリングベイなんや!」

藤巻は三塁側に向かっていきます。

 

藤巻「よっしゃマリオ! オレの指示は絶対や! 無視したら殺す!」

 

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烏丸は去っていく藤巻を見てうつむきます。

 

アナ「1番、ショート、烏丸クン」

 

烏丸はバットを引きずりながらバッターボックスへ向かいます。

 

カリカリカリ

 

金川「さあカラス! カワイイ付き人つないでくれたんやからかえしたれよ!」

 

藤巻「カラス! 好きにせえ!!」

 

古谷「任せたぞキャップ! オレまで回せ!」

 

「カラス! 頼むぞ!」「烏丸さんお願いします!」

 

2塁の平一郎。

「キノコ食べてないんで長打お願いします!」

 

烏丸「、、、やかましいわ」

 

客席の狩野も叫びます。

「カーラスーマさーん。打ってくださーい!」

檜「、、、」

 

狩野「おい檜! お前付き人やろ応援しろ!」

 

檜「お、おう。烏丸さんガンバー!」

 

「ジュリアナやん! 丸井、お立ち台持ってこい!」

 

審判「プレイ」

 

球場にカラスコールが起こっています。

 

「カーラース!」「カーラース!」

 

「烏丸さん助けてください!」「カラス一本頼む!」「おまえに任せたカラス!」「キャプテンお願いします!」「かっこええ背中見せてくれキャプテン!」

烏丸は歯を食いしばって一度タイムをとります。

 

古谷「、、、アイツ」

 

狩野「、、、か、、、烏丸さん?」

 

バッターボックスに入り直す烏丸「すみません」

 

審判「プレイ」

 

平が振りかぶって投げ、それに合わせて烏丸が右足を上げます。

 

 

平の球は変化して手元で落ちてきますが、烏丸のバットはボールにジャストミートします。

 

つづく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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