【前回まで】

兵安に勝利したDL学園。

 

その夜、狩野たち一年生は三年の下を訪れます。

 

自主練習をさせてほしいという狩野。

 

烏丸は、「自主練習禁止なんちゅールールは存在せえへん。」と言ってこれを許します。

 

【今回】
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、、、春季近畿大会優勝から一週間。仕事に自主練と激動の日々を過ごす中、僕たちにとって特別な日がやってきた。

 

入寮して二か月。初の仮釈放。

 

今日は年に一度の、、、、外出日。

 

スケジュールを見せる狩野。

「じゃじゃーん。これがオレの今日のスケジュールや。完璧やろ! 文句あるやつ出てこい! しばいたるわ!」

 

南「どんだけブルーチェ挟むねん!」

 

門松「椎間板みたいですやん!」

 

狩野「ちゅーか南。お前寮から家近所やろ? どうすんの?」

 

南「ん? せやせや今日俺昼から砂金と遊ぶんや。まだどこ行くか未定やけど」

 

阿比留「オレは丸井とアポロ(映画館)しばきに行く」

 

丸井「え? はあ? 行かへんし! 家帰るし! 勝手に決めんとって!」

 

門松「ワテ叶えたい夢がありまんねん」

 

狩野「そっか、ええこっちゃ。そういや花ちゃん奈良やし足早に帰ったけど、檜どうすんねやろ、、、京都やろアイツ」

 

南「アイツ8時キッカシに近鉄電車のほうダッシュでとんで行きよったぞ」

 

阿比留「何か大事な予定でもあるんちゃうけ」

 

狩野「まあアイツのプライベートはどうでもええわ。なんせオレらの持ち時間は12時間! 自由を感じてこい、クソ100等兵ども!」

「オオオー」「二度と帰ってくるかこんなとこボケエ!」「いやいや帰ってこい帰ってこい」「ほな夜! バイキン!」

 

、、、狩野「オカン! ブルーチェどこ?」

 

母「焦りな、、、クーラーボックスの中や、、、」

 

狩野「うわっ! 冷やしといてくれたん? メッチャ気い利くやんありがと!」

 

「クー! うんまっ! クルマでリトルウオルター聴きながらブルーチェ! こんなとこ見られたらどつかれる、、、あっ! 今日外出日か! ハハハ、外では鉄の掟もクソも関係あれへん。次はサンハウス聞きながらブルーチェしばこかなー! いやバディガイやな」

 

母「ブルーチェ食べながら音楽聴くだけでそんなに喜ぶか、、、まだ入寮してたかが二か月やのに、、、外に出ることがそんなに嬉しいの?」

 

狩野「たかが二か月? 皆が皆同じ時間いきてへんっちゅーねん! 撤回しなさい!」

 

母「しません」

 

狩野「しなさい! 出て行きなさい! 嬉しい嬉しないはオレが決めんねん! ツタヤ、スーパー玉出、ミスド、マクド、サーティーワン! コンビニ、公園、エスカレーター、横断歩道、電車! もー夢いっぱいやー。外界には幸せがたらふく転がってるねん。えらいもんでDL入るまで気づかんかったわハハハ、、、、オカン!」

 

母「何やの」

狩野「今日は迎えに来てくれてありがとう」

 

母「、、、どう、、、いたしまして」

 

 

、、、一方、羽曳野市。近鉄電車内。

 

阿比留「丸井。オレもうアカン。電車よりも先にオレが発射してしまうかも」

 

股間が膨らんでいる阿比留。

 

丸井「えーっ何考えてんの」

 

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阿比留「しゃあないやろ寮で五感研ぎ澄まされ過ぎて、、、女の声とシャンプーの匂いだけでムラつく、、、!、、、丸井、お前もピンコ立ちやないか?」

丸井「ハッ」

 

、、、大阪市淀川区。

 

電話している男性。

「あ、もしもしお巡りさん! さっきからエスカレーターを上がって下りてコンビニを入って出るナゾの行動を繰り返し続ける不審な高校生がいるので今すぐ来てください! 皆怖がってます」

 

 

門松がエスカレーターを上ってコンビニに入っています。

 

、、、大阪市此花区USJ

 

 

「アキマヘンアキマヘンカンベンしてください」「助けてグランド博士ー」「白亜紀フー」「くも男フー」「パトローナムフー」

南「砂金、お前も食え」

 

砂金「え? どんだけチュリトスくらうねんお前、死ぬぞ!」

 

南「死ぬか。寮では甘いもん食われへん」

 

そこに女を連れた檜がキョロキョロしながら通りかかります。

 

女「ケンちゃん早く急ぐのだ。早く早く、エルモと写真撮ってもらお」

 

砂金「檜みーっけ」

 

南「アバタ・ケタブラ」

 

 

檜(こんなとこ見られたら終わりや、、、念のためマスクしとこ)

 

女と一緒に映った写真を見る檜。

後には砂金と南が写っています。

 

檜「ゴメス!とられた!」

 

 

、、、大阪狭山市はいから村。

 

地方組の都筑、和木田、四葉がジェット風呂に入っています。

 

 

 

、、、二か月前とは世界が違って見える。

僕たちは入寮前より、少しだけ、幸せの幅が広がった。

 

、、、大阪市天王寺区。カフェブラウン。

 

カウンターに座って話す狩野。

「約束するわ! あのメンバーからレギュラー獲って甲子園優勝する! うん外野ならチャンスある。バナナジュースおかわり」

 

そこに狩野の彼女のサクラが入ってきます。

 

狩野「ほな大将! わしゃ去ぬで」

 

サクラ「なんでやねん! 来たとこや!」

 

狩野「元気か? サクラちゃん」

サクラ「、、、元気ちゃう、、、」

 

つづく。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 
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