【前回まで】

兵安に勝利した。DL学園。その夜、一年生たちは自主練習を始めました。

 

そして、年に一度の外出日を迎えたDL学園野球部。

 

一年生はそれぞれひさしぶりのシャバを楽しみます。

 

狩野は仕事を休んで迎えに来てくれた母親に感謝して外出日を終えました。

 
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【今回】

DL学園。1年4組の教室。

 

狩野「起きろ起きろ起きろー、お前ら寝てる場合ちゃうぞ」

机に伏して寝ていた阿比留「何やねん。うっさいな、、、昼休みは騒がんルールやろ、、、」

 

狩野「アホかお前! 25でハゲろ。テクノボーイ! 大事な時期にのんきに昼寝て。どんな神経しとんねん!、、、危機感ゆー言葉知らんのけ? この週末の練習試合の結果で!、、、」

 

狩野が机に手を振り下ろします。

 

狩野「夏のメンバー決まんねんぞハゲチョロピン!、、、うあー、机破壊してもた、どないしよ!」

 

南「確かに寝てる場合やあれへんな、、、でも結果もクソも基本フルメンバーの試合やろ? どうせオレら出られへんやん、、、」

 

飛田「ホンマ、ここはアホの巣窟か、、、しゃあないオレが説明したる、、、」

 

阿比留「ええわええわ、飛田100%メンバー入られへんし死ぬまで寝とけ」

 

飛田「刺し殺すぞお前、、、、机下げろ。T・S・K(飛田スペシャル講義)始めるぞ」

飛田は黒板になにやら図を書きます。

 

飛田「よし、ほなやろかー。丸井メガネ腹立つから外しとけ」

 

丸井「なんでやねん」

 

狩野「先生。昼休みにまさかの授業でめまいが止まりません!」

 

門松「以下同文!」

 

飛田「よしっ、ほな窓から飛び降りて死んでしまえ」

 

誰かがドライヤーのスイッチを入れます。ストッキングを乾かしています。

 

狩野「うっさい鷲中!」

鷲中昭仁内野手を無視して話を始める飛田。

 

「今から話すことは3つ。①夏のベンチ入りを懸けた最後の練習試合、②自分の現在地はどこか? ③チャンスは平等に回ってくるか?」

 

 

「まず①! さっき加納が言ーた通り、今週末の3連戦の結果で夏のメンバー20人が決まる。たぶんそれぞれダブルやから計6試合、、、」

 

「基本的に1試合目は1軍、2試合目は2軍3軍、、、ようはこの3連戦の2試合目、1年生が出れるチャンス」

 

南「その2試合目にアピールせなアカンゆーことか、、」

 

飛田「さすがアコム。伊達に頭トンガッてへんな! 、、、次は②チームの中で自分はどこにいるのか?」

 

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「そこを自覚しとけば自分が今何をすべきか具体的に見えてくる」

 

「たとえば私学メンバーにも入っていないオレは3軍ゾーン。私学大会レギュラーで大活躍の狩野は2軍ゾーンの1番上、、、ほな俺と狩野のやることは違ってくるよな?」

「オレはまずユニホーム着な話ならん。試合までに練習で声出したりバッピ行ったりして首脳陣の方にアピールや、、、」

 

飛田は狩野に話しかけます。

 

「ほな大将! お前がやることは何や?」

 

狩野「うん! 全打席場外アーチ!」

 

飛田「よし!誰かこのアホを打ち殺せ!」

 

狩野「えっ、何で? 間違おた?」

 

檜「オレは天津さん引きずり下ろす。あの人安定感抜群やけど3振とられへん、、、オレはとれる」

 

阿比留「だから左はもういらんゆーねん! 右のオレが入って三振稼ぐからお前は洗濯しとけ」

南「投手4人もいらんねん! いるのは代打の切り札やろ」

 

花本「大砲はようけいてるから代走・守備固めやって」

 

門松「ライバルがマリオブラザーズで奥さんワテクッパとちゃいまっせ!」

 

飛田「ほな最後③、チャンスは平等に回ってくるか?、、、回るかボケ! 夢見んな!」

 

「この世の中に平等なんかあれへん、、、1軍・2軍ゾーンの選手は試合に出れるさけチャンスは多いけど、3軍ゾーンのオレらは試合になかなか出れへんさかいにチャンスは縮小、、、そのコメ粒ほどのチャンスをものにできるか? いやものにせな、、、カスのまま3年間終わる」

狩野「、、、まずいな、、、オレだいぶ段取り狂ってるわ、、、」

 

飛田「は? どこがやねん! 順風満帆やんけ」

 

狩野「5000本安打でイチロー選手越えたいねん、、、1シーズン200本、25年続けて5000本や。高卒でプロ入って即レギュラーとらなアカンのに、春の近畿メンバー外で予定がダダ遅れ、、、、まあええわ! とりあえず夏晴元さんか設楽さんからレギュラーとって、甲子園で5発カチ込むことから始めるか!」

 

阿比留・南(神よ! 何故この阿呆を世に放たれた?)

 

飛田は、蹴落とし合いで誰がベンチに入るか、もう友情もクソも言ってられないと言います。

 

狩野「下剋上や、、、オレが新しいDLを創る」

 

、、、、DL学園球場。長崎超本対DL学園第一試合が終わったところです。

 

第一試合は8対2でDLが勝ちました。

 

 

ベンチの烏丸「長野、、、ダブルの二試合目は実質新チームや。しっかり課題持ってやれよ」

 

長野「ハイ」

 

金川も長野に「今のままじゃ来年のレギュラーの半分は1年に食われんぞ」と忠告します。

 

、、、どれ-ニングセンター内の海宝と朝日出。

 

海宝「今日とびぬけて良かったもんはこれまでの実績学年関係なく明日フルメンバーの1試合目に出そう」

 

朝日出「ハイ」

第二試合のメンバ―表、、、2年が中心で狩野たち1年は控えのようです。

 

つづく。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 
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