【前回まで】

週末の練習試合3日間が始まっています。

 

練習試合はそれぞれ1試合目はDL1軍が登場し、2試合目はDLの2,3軍が出場する形になっているようです。

 

ここで活躍すれば夏のベンチ入りに繋がります。

 

檜を始め大活躍の1年生たち。

 
スポンサードリンク



狩野も活躍し2日目の試合でも打った球は大きく飛んでいきます。

 

【今回】

練習試合3連戦最終日、日男学園戦第一試合。

 

スコアボードは8回を終わってDLが6対0でリードしています。

 

南「、、、一軍昇格、もう誰もアイツを止められへん、、、」

 

阿比留「鬼をジャイアントスイングしてる、、、」

 

狩野は一軍の捕手として試合に出ています。

 

マスクを被った狩野「腸裂くぐらい厳しく抉りましょう、金川さん!」

狩野のミットがボールを受け止めます。

 

狩野「観っ、観っ、興起っ!」

 

金川「古チン、お前の付き人エエ音鳴らすやんけ」

 

古谷「あの小僧、EDの心配はなさそうやな、、、」

 

烏丸「臓物剛毛バッテリーの誕生じゃ」

 

狩野「剛強無双! 金剛不壊! エースの鏡! 本日死んでも悔いはなし!、、、タイム願います!」

 

金川「はあ?」

 

狩野はマウンドの金川に近寄ります。

 

 

金川「何のタイムじゃ帰れ、殺すぞ」

 

狩野「日本一の球、、、ありがとうございます、、、想像通りのストレートでした。」

狩野は頭を下げて、またホームベースの方に戻ります。

 

金川「クソが。斬られた」

 

狩野「天下一の球お願いします!」

 

金川が投げ、1軍戦はDLが勝利します。

 

「ゲームセット」

 

試合後に金川に近付く狩野「金川さんありがとうございました」

 

金川「どや?」

 

狩野「SF級でした」

 

金川は狩野に蹴りをいれます「殺すぞ。ナメてんのか、、、、ストレッチや」

 

狩野「ハイ」

 

フェンスの向こうから檜が狩野と金川を見ています。

 

2年生、、、信楽平一郎「、、、狩野、調子こいとんな、、、3年生に口きくわ、笑うわ、鎗田邦題」

 

平二郎「みんな甘くなりすぎや」

 

スポンサードリンク

天津「俺はちょっとうらやましい、、、アイツ見てたら、、、DLの伝統に縮こまってる自分が情けなくなる時がある」

 

信楽たち「、、、」

 

練習試合三連戦最終日、日男学園戦第二試合(2軍・3軍)

 

スコアボードは2対0でDLがリードしています。

 

「ットライク、アウト、チェンジ」

 

「エエぞ、檜。キレッキレ」

 

檜に話しかける狩野「えらいクールにキメてるやんけ」

 

檜「金川さんどうやった?」

 

狩野「お伊勢さんや、、、厳かで神々しい。一見荒々しく見えるけど、その立ち姿は美しく気高い。威厳で相手を圧してる、、、」

 

檜「俺は?」

 

狩野「へ?」

 

DLのバッターが球を打った音が響きます。

 

狩野「そーゆうとこや、檜、、、力はそこまで差あないけど、、、、お前はそこらの神社や、、、ちょいちょいスキがある」

試合は5対3でDLが勝ちました。

 

「ありがとうございました!」

 

夜、、、、学校の道を歩く飛田とロバート。

 

ロバート「オレら結局、ベンチにも入られへんかったな、、、」

 

飛田「、、、これが現実や、、、1年大暴れ、、、、夏のメンバー入り本命は3試合3発の狩野、、、、あとは、檜、アビ、台風の目鷲中か、、、まあ一つ言えることは、今日から1年ギスつくぞ」

 

研志堂洗濯場、、、、

 

狩野「ちょーゴメン。トンガリコーン洗剤取って」

 

南「自分で取れや」

 

狩野「えっ」

 

南「大活躍して偉なったんけ?」

狩野「ああ?」

 

他の1年も暗い表情です。

 

同刻、、、音の森の中。

 

鬼頭が親から届いた手紙を見ています。

 

「はじめへ。元気にやっていますか? ごはんはしっかり食べてるか?」

 

手紙の内容は、両親がパートや夜勤のアルバイトをして働いているが、はじめ(鬼頭)のためなら苦しくない、野球ができることに感謝して、家族の目標ははじめとしんじがそろって甲子園に行くこと、などが書かれています。

「父さんの夢を叶えてください。 父さんより」

 

鬼頭は手紙をビリビリに破きます。

「うっさいんじゃボケ死ねー!」

 

つづく

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

スポンサードリンク