【前回まで】

夏の大会を前に寮監は寮内で吸い殻を見つけますが、選手たちの前で飲み込んで終わらせます。

 

夜、一年生たちは吸い殻について話し合いますが、檜は立ち去って他のメンバーとの溝が広がります。鬼頭は(その手があったか、、、これで解放される、、、)と笑います。

 

そして、DL球場で夏の強化合宿が始まります。寮監はトラックに家畜を積んで現れました。

 
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【今回】

DL球場。強化合宿最終日(捕手特守)。

 

朝日出「立てコラ狩野! 失禁して心折れたか? お前の野心はしょせんその程度け!」

 

丸井は直立しており、狩野は四つん這いで息を切らしています。

 

朝日出「悔しかったら立てアホンダラア! ハエもたからん死人面さらしやがってボケエ!」

狩野は上半身を起こして朝日出を見つめます。

 

朝日出「エエ生命力しとる、、、試合でたいんやろが! 殺す気で向かって来い!」

 

狩野「あああ!!」

 

、、、一方、投手陣(ライトポール前)。

 

金川「檜、お前、、、殺すぞコラっ、ついてこられへんねやったら家帰れカス! 邪魔じゃアホンダラ、、、クズ相手する余裕ない! 失せろボケエ!」

 

うずくまっている檜「い、、、いいえ、、、う、、う、、、うう、、、うっうーううっ、、、」

汗と涙を流す檜。

 

「28本目スタート」

 

金川たちは走っていき阿比留がそれを見ています。

 

、、、、大きな氷をつるはしで割る寮監。

「ほれさっさと一年水運べ。氷は切らすなよ!」

 

寮監はさらにつるはしで氷を割ります。

「生死をかけた最後の夏は一瞬のスキが命取り! 満腹は油断を生み五感を鈍らせる! 勝利へ導くのは空腹や! 豊かさを破壊し飢えを育む! それが強化合宿じゃい!」

 

寮監の横でドリンクを抱えている南「あんなボロボロの三年生初めて見た、、、ここまで追い込む必要ある? まるで命投げ捨てて戦場に出る兵士。狂気さえ感じる」

 

阿比留「、、、」

 

南「何なんやろな? 甲子園って」

 

、、、地獄のトレーニングを続ける夏のメンバー。

 

、、、球場の外で手押し車をおして何か作業をしている鬼頭。

(あんなに好きやったDLを、、、こんなに嫌いになるなんて、、、全部親父が悪いんや、、、オレの人生を台なしにしくさって、、、)

鬼頭は怖い顔をしています。

 

そこに男性が話しかけてきます。

 

九頭「こんにちは。高校野球ライターの九頭です。少し話を聞かせてくれない?」

 

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鬼頭「、、、今無理ッス」

 

鬼頭は手押し車をおして立ち去ろうとします。

 

鬼頭(、、、高校野球ライター、、、)

 

振り返って九頭に話しかける鬼頭「ねえ、、、? オモロイもん見せましょか?」

 

、、、、鬼頭は九頭にノートを渡したようです。

 

木の下に置かれたテーブルでそのノートを見る九頭。

 

ノートの内容は、DLの寮生活のルールを書いたもののようです。

 

、、、午後5時。

「ありがとうございました!」

死人のようになってグラウンドに倒れるDLのメンバー。

 

「生きてる、、、」

「乗り切った、、、?」

「、、、ホンマに終わった?」

「、、、現実や」

 

スタメンから外れた一年生たちが少し離れたところに立って見ています。

 

グラウンドにあおむけに寝転んで手で顔を覆っている金川「、、、頼む、、、ホンマ頼むわ。ここまでやったんや、、、甲子園行かせてくれ」

 

、、、午後6時30分。

 

たくさんの七輪に炭火が入れられていて、水と氷を入れて缶ジュースを入れた大きな箱が置かれています。

 

藤巻「炎の強化合宿お疲れした! ただ今からお待ちかねDSNC(DLサマーナイトカーニバル)を始めます! 司会は私藤巻香にお任せあれ」

 

金川「そないウケへんのに何を気に入ってんねんアイツ! 結局アレ3年間やり続けてる」

 

藤巻は変なお面をかぶってほっかむりをしています。

藤巻「DL学園の全国制覇を願いまして! 乾杯!」

どじょうすくいを踊る藤巻「おやーじー、どこへーいーくー腰にーかーごさーげてー!」

 

「ホイ」「ホイ」

 

つづく。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 
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