御影は相川くんと畜産大学の合格発表に来ました。

 

あまり人はいないようです。

 

御影「直接見に来る人、少ないんだね。」

 

相川「全国に受験者いるしね。それにネットでも発表になるし。」

 

高校の先生たちも発表を緊張して待っているようです。

 

そして、八軒くんも布団の中でスマホを構えています。

 

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10時になりました。

 

発表時間です。

 

係りの人が掲示板を回します。

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八軒くんは、家で布団の中でスマホを構えています。

 

御影は八軒くんに(合格したら真っ先に連絡するね。)と言っていました。

 

八軒くんは電話を緊張して待っています。

 

ピリリ、

 

八軒くんが電話に出ます。

 

「もしもし、どうだった!?」

 

『3580グラムの元気な女の子でしたー♡』

 

ずっこける八軒くん。

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「兄貴か!」

 

『おう!無事に産まれた!』

 

「うわあこんな時に、おめでとう、ちくしょう!!」

 

『こんなときにって、なんだお前その言い方!』

 

「めでたいよ、超めでたいよ! でも胃に悪いよ!! ああ俺ついに叔父さんかよ!!」

 

『あれ? そういや今日平日じゃん。授業どうした?」

 

「電話してくる前に気づけよ、そこは!! あーもういったん切るぞ!!アレクサンドラさんめっちゃねぎらって差し上げろよ!」

 

『おー、おまえやさしーなー。』

 

「酪農家3年間でなんぼ出産見てきたと思ってんだ!!サンゴの健康回復は大事、じゃあな!!」

 

八軒君が電話を切るとすぐ電話がかかって来ます。

 

今度は御影からです。

 

『もしもし八軒君?』

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「御影!? どうだった!?」

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『、、、、った、、、番号、、、あった、、、』

 

『私、ここで勉強できる』

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八軒くんは飛び上がって机をひっくり返します。

 

「うん、おめでとうなー!頑張ったな!」

 

『ありがとう!ありがとう!3年間こんな頭の悪いのに勉強付き合ってくれてありがとう。』

 

「いや、頑張ったの御影だし。俺なんか、、、」

 

「そっかー、三年間か、、、」

 

八軒くんはこの3年間のことをいろいろ思い返します。

 

(今なら言える、、、)

 

「御影、、、あのさ、、、」

 

『なに?』

 

「受かったら言おうと思ってた言葉、、、ずっと言えずにいた言葉、、今ちゃんと言うよ」

 

(飾った言葉じゃなくていい。嘘つかずにストレートでいい。)

 

「御影、、、アキさん、一年の時からずっと好きでした!」

 

「俺と!付き合ってください!!」

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『ああ!?』

 

電話にはいつの間にか御影のお父さんが、、、

 

『ちょっと父さん! 勝手に人の電話、、、なでここにいるの?』『お前の合格見に来たんだよ!!おいこら八軒ー、どさくさに紛れてなにしてやがる!!俺は認めんからな!!』

 

お父さんは電話を切ってしまいます。

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御影「もう返してよ!! まだ返事してないのに!!」

 

一方八軒くんの方は電話がかかってきたのですぐに出ます。

 

『なに切ってくれちゃってんだよ勇吾ー!! 俺のことをもっと祝えよ!!』

 

「おめでとうおめでとう、あとでちゃんとお祝いするから!!」

 

 

御影の方は八軒くんにかけても話中です。

 

「うわあああん、八軒君出ないよー!!」

 

電話がつながります。

 

「わりい、兄貴んとこに子どができたんでバタバタして、、、」

 

いつのまにかまた御影のお父さんが電話に、、、

 

『ああ、お前よそに子供作ったのか!?』

 

また電話は切られます。

 

八軒くんに次にかかってきた電話は大川先輩です。

 

「おう、八軒! 子豚生まれたぞー。」

 

そうこうしているうちに相川君が御影のところに来ます。

 

「御影さんおめでとー。」

 

御影「あ、ありがとー!相川君は?」

 

相川「一般で受け直すよ。」

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大川先輩の方には突然八軒のお父さんがやってきます。

 

つづく!

 
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