夏休み中のタロウたち。
前々回からノアの親戚の民宿「満海」にアルバイトにきています。
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フロ掃除をするタロウたち。
イブ(がんばれ!)
ノアが顔を出します。
「フロ掃除終わった? 朝メシの準備できてるよ」
みんなで朝食です。
ノア「今日はこのあとみんなでスキューバダイビングするぞ! 毎年バイトはタダでさせてもらえんだよ。」
「マジ?」
「わー楽しそー!」
ノア「タロウ、真里南ちゃんが昨日のコトごめんってさ。」
タロウ「思い出すから言わんでいい、、、」
(前回裸にされてゲロを吐かれたタロウ、、、)

龍「でもさ、廊下で急に腹に吐かれて何でシャツが汚れなかったんだ?」
タロウ「いやまあ、運よく?」
イブ(なんでー? あやしー)
そこに誰かの声がします。
「おはようございまーす。青井酒店です。注文の品もってきましたー。」
タロウが見ると昨日の夜も来ていた酒屋さんです(真里南の凍ったゾンビが付いていた人です)。
ノア「あれ、もしかして岳兄ちゃん?」
岳「もしかして、、、ノアちゃん? 10年ぶりじゃないかな。大きくなったねー」
ノア「この非と真里南ちゃんの高校時代の先輩!」
青井岳(27)
「あ、どうも。」

ノア「東京の大学行ってそのままあっちで就職したって聞いてたけど?」
岳「そうだったんだけど、親父が腰やっちゃって先月から休職して戻ってきてんだ。、、、それじゃあ俺、まだ配達があるから」
ノア「うん、がんばってねー」
ノアはタロウに近づいてきて聞きます。
「今の人真里南ちゃんとの相性はどう?、、、あの人昔、真里南ちゃんとすげー仲良かったんだ。先月戻ってきたって真里南ちゃんが婚活始めたのと同じ時期じゃん! 運命あるんじゃねーの?」
タロウ(仲良かったのか、、、でももうとっくにフラれてんだよ。)
タロウ「そうだな。あの人は真里南さんの結婚相手には向いてないな。」
、、、、水着に着替えたタロウたち。
ノア「真里南ちゃーん。来たよ!」
真里南「あ! いらっしゃーい。タロウくん。昨日は本当ごめんね! 今日はたっぷりサービスするからね♡」

タロウ「よ、よろしくお願いします、、、、」
真里南「そういえばノアに聞いたよ。あたしの結婚相手日向さんが相性いいんだってね。さっそく今日終わったらデートに誘ってみるよ。」
日向さんもダイビングに来ています。
そこに指宿くんがやってきます。
「お待たせ」
執事のアリスさんも来ています。
二人ともバッチリ用意しています。

タロウが「結婚するか」と言ったことを思い出して赤くなる指宿くん。
いきなり海に飛び込みます。
「指宿くん! スーツだけじゃダイビングできないよ!」
準備運動して海に入るタロウたち。
みんなボンベを背負って楽しそうに海の中に潜ります。
人吉くんの江火野さんゾンビは海女さんスタイルです。

海から顔を出すタロウたち。
ノア「あー、超楽しかったー!」
指宿くんが何かを見ています。
タロウ「ん? どうした指宿くん?」
指宿「いや、日向さんの初恋ゾンビ、なんかさっきと違わないか?」
タロウ「そういえば、髪の色も肌色も真里南さんってよりはアリスさんに近い?」
指宿くんは日向さんのゾンビのゴーグルを撮ってくるようにイブに言います。
イブが日向さんのゾンビのゴーグルを外します。
「キャー!」
ゴーグルの下は顔がへのへのもへじです。

指宿「そういういことか! 日向の初恋ゾンビは真里南じゃない。 あいつが恋しているのはウエットスーツそのもの、、、ただのウエットスーツフェチだ!」
指宿くんが言うにはアリスさんのウエットスーツ姿を気に入ってチェンジしたのだろうと言います。
タロウ「スーツが結婚相手、、、業深あ、、、、」
指宿「おい、さっそく日向は相性良くないって真里南さんに言っとけよ。」
タロウ「別にいいんじゃね?」
指宿「いいわけないだろ! 人を嗜好の鋳型にはめこんで愛でるなんて最低最悪だ。そこには不幸しかない」
タロウは真里南さんに日向さんが結婚相手に向かないと告げます。
「たぶん、庄内さんのほうが相性いい。」
真里南「OK! じゃあ日向さんはナシ!」

サラリと言う真里南。
タロウ「なんか、ずいぶんあっさりだなあ。」
ノア「バッカだなー、なんでわかんねーんだよ。真里南ちゃんは赤ちゃんが欲しいんだよ♡」
タロウは指宿くんに「言ったのか? 真里南さんに。」と聞かれます。
タロウは、庄内さんにしろと言ったことを伝えます。
タロウ「指宿くん、結婚したらすぐ子供ほしい?」
真っ赤になる指宿くん。
「バカヤロー。おおお男同士で子供作れるわけないだろ! それに僕は結婚してもしばらくは二人で、、、、」

タロウ「えっと何の話?」
素に戻る指宿くん。
タロウを砂に埋めて立ち去ります。
タロウ「なんで!?」
つづく。
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