財前は明治時代にタイムスリップして、前回は学園創立者の藤田金七の家からの帰り道に龍五郎にタイムスリップしてきたことを話したところまででした。

 

龍五郎「君は僕の曾孫?」

 

財前「はい、、、」

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龍五郎「そうか、、将来僕は結婚して子供をもうけるのか」

 

「そして孫が生まれ、曾孫へと繋がってゆく」

 

「君は何年から来たんだ? いや、、、聞くのはやめておこう」

 

財前「未来のこと、、、知りたくないですか?」

 

 

龍五郎「興味はある。でも知りたくはない」

 

「人生を楽しみたいからな」

 

財前「楽しむ、、、、」

 

龍五郎「知らないから努力をする。知らないから成長しようとする。」

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「自分をどこまで高められるか。未来はわからないから面白い」

 
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財前「そうですね。もっとも聞かれたからって話すつもりはありませんが、、、」

 

龍五郎「しかし、おおよそのことはわかる」

 

「未来の日本は貧しい国ではない」

 

財前「なぜそう思うんですか?」

 

龍五郎「君の身なりがしっかりしている」

 

「清潔で健康的な生活を送っている何よりの証拠」

 

「教育水準も相当高い」

 

「子供が自由でのびのびと暮らしているのは平和で豊かな社会だからだろう」

 

「いろいろな苦難を乗り越えて日本は発展したにちがいない」

 

財前「そうですね。それもあなたたち先祖のおかげです」

 

龍五郎「そういってもらえるとありがたい、、、」

 

「君と話して明るい希望が見えてきた。

 

財前「それはよかったです」

 

「あっ」

 

歩いていた二人の前に富士山が見えます。

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財前「こんなに大きくキレイに見えていたんですね」

 

「そうだ、、、写真を一緒に撮りませんか?」

 

龍五郎「どうやって、、、写真機を持っていないじゃないか」

 

財前はスマートフォンを取り出して見せます。

 

龍五郎「こ、これは?」

 

財前「スマートフォンです。」

 

「携帯電話ともいいます」

 

龍五郎「これが電話? 通話ができるのか」

 

財前「はい」

 

「他にも機能がいろいろあって詳しく説明しているヒマがありませんが」

 

「こうするとカメラ、、、写真が撮れるんです」

 

龍五郎「カメラ! こんなに薄いのに」

 

財前「こうして自分に向ければ自分も撮れます」

 

財前は龍五郎とならんで二人の写真をスマートフォンで撮影します。

 

そして撮った画像を龍五郎に見せます。

 

龍五郎「おお!」

 

「これは驚いた、、、なんというスゴい機会だ」

 

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財前「ええ、、、とっても便利でしょ」

 

龍五郎「これは日本人が考えたものか?」

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財前「そうとは言えないのが、、、、」

 

 

財前の体が透明になりだしました。

 

「そろそろ戻るみたいです」

 

龍五郎「そのようだな」

 

財前「最後にひとつだけ。後輩の原さんになにを伝えたんですか?」

 

龍五郎「え、、、あの場面にもいたのか?」

 

「ああ、、それは」

 

龍五郎は話そうとしますが、その前に財前の体は消えてしまいます。

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財前が気付くと学校のロッカーの前にいます。

 

「ホントに明治時代に行ってたのかな」

 

「それともここで気を失って、、、」

 

財前はスマートフォンを取り出して龍五郎と撮った写真を確認します。

 

「写ってる!」

 

しかし、その写真はちょっとずつ消えていきます。

 

「きえちゃった」

 

(でも本当に会った。たしかに龍五郎に会って話した!)

 

 

(原さんへの一言を聞き逃した。まあいいか、5年後蓮さんから聞くわけだし)

 

 

つづく!

 

【感想】

龍五郎や藤田から面白い話をきけたり、明治時代のことが見れて面白かったです。

 

戻ってきてこれからはどうなるんでしょうか。気になります。

 

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