タイムスリップして学園創立者の藤田と曾祖父の龍五郎、それに藤田の娘の久子と食事をする財前。場所は藤田の家です。

 

前回ライブドアの話をしてしまったために財前の体は消えそうになります。龍五郎もそれに気づいてびっくりしています。

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しばらくするとそれは収まりました。

 

鈴木商店の話が続いて行きます。

 

久子「鈴木商店がいかに優良企業で成長が期待できても上場をしないのなら株は変えないわ」

 

藤田「あそこは銀行からの借り入れで資金を回そうとしているようだ」「台湾銀行に頼るつもりだろう」

 

「彼は鈴木家のために尽くすという信念が強く、資金を拠出した株主に分配するという考え方を受け入れないのだ」

 

龍五郎「株式調達の道を自ら閉ざしてしまっては今後財務体質に問題を抱えそうですね」

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藤田「そこに不安材料があるのは確かだ」

 

「しかし、私は金子さんが辣腕をふるっているうちは安泰と踏んでいる」

 

藤田は金子の魅力は、人間力にある、洞察力行動力が特に素晴らしいと言います。

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金子は、資源のない日本は工業と貿易が不可欠と主張して工場建設に邁進する姿を「煙突男」と揶揄されていることなどを話します。

 

また、金子がよれよれの背広で政府高官や財界の大物を訪ね相手を説き伏せてしまうことなどを話し、「まさに時代を築く男とはああいう人物を指すのだ」と言います。

 

財前はそれを聞いて、そんなところもホリエモンとそっくりだ、と考えます。

 

藤田は、金子直吉のような人物がたくさん現れたら日本は大きく発展し、豊かになっていくだろう。大いに希望が膨らむと話し、龍五郎にも「将来の日本に貢献できるよう期待しているよ」と話します。

 

そして、龍五郎と財前はあいさつをして藤田の家を出ます。

 

二人が帰った後、藤田は久子に「どう思った?」と聞きます。

 

久子は赤くなって「どうって、私。べつになんとも、、」と言います。

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藤田「そうじゃない。あの弟の方だ」

 

藤田は、財前が龍五郎の弟ではないような気がする、と言い、どこか別の世界から入り込んできたような、そう感じさせるところがあった、と話します。

「もう一度あの子に会って話をしてみたいものだ」

 

 

龍五郎と財前は二人で歩いています。

 

財前は(早く消えないとマズいよ。龍五郎はボクのこと弟と思っていないんだし)と考えます。

 

 

龍五郎は突然、「鈴木商店は将来つぶれるのか?」と聞きます。

 

「君は結局ライブドアみたいになってしまうと言った。つまりライブドアという会社がつぶれ、それと同じことが起こるという意味ではないか?」

 

 

財前は、(もう逃げられない)と思って鈴木商店のことを龍五郎に説明します。

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鈴木商店が破竹の勢いで急成長すること、三国間貿易で利益をあげることや、荷も船も丸ごと売り払う一艘売りという独創的な手法を編み出し、世界中で投機的買い付けをして大儲けすることを話します。

 

やがて、三井、三菱を圧倒するほどの強大な企業組織を形成し、国民総生産の1割の売り上げを達成すること、スエズ運河を通過する船の1割は鈴木商店の船だと言われ繁栄が絶頂へと達することを説明します。

 

しかし、鈴木商店は世間から嫉妬を買い、嫌がらせや中傷を受けること、新聞が鈴木商店が米を買い占めて庶民を苦しめていると事実無根の報道をしたために本店が焼き討ちに会うなどしてつぶれることを説明します。

 

鈴木商店の息の根を止めたのは財閥だと言われていることも話します。

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龍五郎は、ライブドアという会社も急成長を遂げたのち国や既存勢力から疎まれつぶされるのか、と聞きます。

 

財前は、「はい」と答え、100年後も日本は嫉妬の社会だと話します。

 

龍五郎は「君は100年後からきたのか、、、」と言います。

 

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財前は「驚かないんですか?」と聞きますが、

 

龍五郎は「世の中解明不能な現象はいくらでもある」といいます。

 

「そういえば、以前君の気配を感じたことがある」「小野君から原君を紹介されたときだ!」「そうかそうだったのか実に愉快!」

 

 

さらに龍五郎は「君は僕の血縁者だ。そうだろ?」と聞き、

 

財前は「あ、あなたの曾孫です」と答えてしまいます。

 

 

続く

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