前回は考次が医者から肺癌だと言われて従兄弟の安雄に養子になってくれと電話したところでした。

 

 

今回は、考次が安雄夫婦と喫茶店で話しているところから始まります。

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考次は、康雄に養子になってほしいと言います。

 

安雄「そりゃ、考えんことはないけど、、、な、、なあ」

 

「そ、それより考次ちゃん身体の方は大丈夫なんかいの? さっきの電話じゃガンがみつかったちゅうて言うとったじゃないか」

 

安雄妻「そ、そうですよ。まずは考次さんの身体のほうが問題じゃが」

 

考次は会社の健康診断で肺ガンが見つかったことを伝えます。

 

「まだ、嫁にも母ちゃんにも言うとらん」

 

「それでな。最初の話に戻るがぜひともお前に養子になって本家を継いでもらいたいんじゃわい」

 

安雄「そ、そりゃ考次ちゃんに万一のことがあるんなら家を継ぐ人間がいるちゅうんはわかるけどの、、、」

 

「でもそう簡単に養子に来いと言われても、、、、のう?」

 

安雄妻「そうよねえ。普通養子ゆんは子供と大人がするもんじゃろ? 考次さんとウチの人とは5つくらいしか年が離れてないはずじゃし、そんなんで養子と言われても、、、だいじょうぶなんですか?」

 

「その養子になったとして、ウチらはなにか特別なことをせんといけんのんですか?」

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考次「墓を守って法事でちょいちょい実家に顔を出してもらうくらいかのー」

 

安雄「それだけでええんかいな?」

 

安雄妻「それだけの話なのに伯母さんは、どうして家を継ぐことにこだわるんじゃろか」

 

考次「知ってのとおり、実家は田舎じゃけん。まだまだ田舎家ちゅうのにこだわるモンが多いんじゃろな」

 

「それと実を言うと、安雄を養子にする別の理由もあるんじゃ」

 

考次は、安雄に養子になってもらって母親と嫁の面倒をみてほしいと言います。

 

 

安雄「はっ、伯母ちゃんと考次ちゃんの嫁の面倒を見ろちゅんか!」

 

安雄妻「冗談はやめてください。そんなこと無理ですよ」

 

安雄「もちろん。タダとは言うとらん」

 

「よう考えてくれや。ワシは肺ガンを患ってしもうた。そりゃ治りぁええが、、、」

 

「今の実家の家屋敷と土地はワシの名義になっとるが、ワシが死んでしもうたらそれを相続するんはお前なんじゃ。ワシが死んでしもうたらオマエの自由じゃわい」

 

安雄「そ、、そうか。考次ちゃんのようしになっとったら考次ちゃんに万一があったときには、本家の屋敷と土地がいっぺんにワシのモンになるちゅうわけか!」

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安雄妻「ア、、、アンタ!」

 

安雄「考次ちゃんわかったで。ワシ、考次ちゃんの養子になるけん」

 

安雄は考次の手を握ります。

 

「考次ちゃんにもしものことがあっても嫁さんと伯母ちゃんのことは任せといてくれや!」

 

3人は喫茶店を出ます。

 

安雄に伯母ちゃんが反対しないか聞かれた考次は、必ず説得すると言います。

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考次は実家に帰ってきました。

 

母「アンタどしたんね? 電話もせずに急にたまげるがあ」

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考次「大事な話があってきたんじゃ」

 

「この間もちょっと電話で言うたけど。ワシ養子をもらうけえ」

 

母「養子ちゅうてアンタそんな大事なことを簡単に、、、!」

 

考次「わかっとるけん従兄弟の安雄を養子にするちゅうてj決めたんじゃ」

 

「他人様の小さな子供をもろて育てる中話じゃないんじゃ。康雄に形だけでも養子になってもろてこの家を継いでもらうだけじゃ」

 

「母ちゃんが嫌だちゅうてもワシは康雄を養子にするけんのう!」

 

 

母「あ、、あんた、、いったいどしたんよ? 帰ってくるなり突拍子もないことを急に言い出して、、、」

 

「なんかあったんね!?」

 

考次(ここで病気のことを言うわけにいかんで。ワシが肺ガンだって知られたらどんだけ心配させてしまうか)

 

「どうか、、、どうか母ちゃんも反対せんといてくれえや」

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母「アンタがそんなに安雄を養子にする言うんならそれでもええけどなにがあったんか教えてくれんと!」

 

考次は、母に何もないと言って帰ります。

 

(母ちゃん。すまん、、、!)

 

 

考次は家に帰ってきます。

 

和歌子はまだ横になっていました。

 

「ごめん、、、、ちょっと気分がすぐれんで横になってた」

 

考次「ええでええで、しんどいなら横になっとけや」

 

考次は、実家に行って安雄を養子にすると母親に話したことを伝えます。

 

「もう無理して小づくり戦でもええしお前もそんなにプレッシャーに思わんでもええけん、、、」

 

考次は養子について相談に行こうと思って和歌子が以前行った行政書士事務所を教えてもらいます。

 

考次は、大野事務所にやってきました。

 

 

従兄弟を養子にすることは年下なら可能だと教えてもらいます。

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考次は、相続についても相談します。

 

考次としては、実家の家屋敷以外は妻に相続させたいようですが、遺留分というものがあるため相続の金額などによっては、妻に相続させる分が少なくなる可能性があると言われます。

 

また、安雄に相続放棄の手続きをしてもらえばよいが、家庭裁判所への申し立てが必要だと言われます。

 

考次「わ、わかりました」(難しすぎてなんやわからんがな)

 

 

安雄夫婦は、銀行に行ったようです。

 

安雄「本家の家屋敷を担保にするんならまた融資を再開させてほしいちゅうて向こうから食いついて来よったがな!」

 

「これでうちの会社もなんとかなりそうやで」

 

安雄妻「あとは考次さんがいつ死んでくれるかじゃね!」

 

安雄「死ぬなら1日でもはよう死んでもらいたいがな」

 

つづく!

 

【感想】

安雄たちは会社が傾いていることもあり現金ですね。

考次は、かわいそうですが、相続の問題もありそうです。

これからどうなるんでしょうか。

 

 

 

 
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