10年前のビーチ。前回は真澄の兄の秀一と新一が出会い、3人の容疑者から時計を強盗した犯人を見つけようとしたところまででした。

 

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ビーチで新一の父と電話で話している新一の母。

 

「え?ウソ、、、犯人わかっちゃったの? その3人の詳しい情報を教えようと思ったんだけど」

 

父「じゃあ一応その情報も教えてもらおうか、、、」

 

新一の両親は、海水浴場の近くの時計店で強盗があったこと、強盗犯人の車が海に転落して一人は亡くなったが、もう一人は窓から脱出して海水浴客に紛れているというところまでを確認します。

 

母「でね、海水客に成りすます為に何か買ったんじゃないかってことになって、、、車が海に落ちた後、海の家で買い物をした3人が容疑者なんだけど、、、」

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母はさらに、小太りの男は彼女にボートから突き落とされてずぶ濡れになってTシャツと海パンを買っていること、若い女は一人で海に来て、ビーチサンダルの鼻緒が切れたから新しいものに買い替えたこと、同じく一人で来ていたナンパ目的の男は置き引きに服を取られて3000円のアロハを買ったことを話します。

 

 

父「なるほど、、、やっぱりそうか。 犯人はおそらくビーチサンダルを買った、、、、」

 

 

そのとき秀一も同じことを話しています。

 

「ビーチサンダルを買った、、、北森靖絵さん、、、海に落ちた車に乗っていたのはあんたですよね?」

 

母「え?ウソ、、、浜辺にいた若い男があなたと同じこと言ってて、、、」

 

靖絵「ちょ、ちょっと待ってよ! 何でビーサン買っただけでそうなっちゃうわけ? 私の子のかっこうみてみなさいよ! どっから見ても海水浴客でしょうが!!」

 

秀一「確かにそうだ、、、あんたが付けているソレが、、、本当に水着ならね、、、」

 

秀一は説明します。

 

水没した車から脱出した時はズボンかスカートをはいていたが、、そこは海水浴場なので、そのまま海から上がれば車の同乗者だとバレてしまう。

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だから、履いていたスカートかズボンを海中で脱いで首に巻きスカーフをパレオのように腰に巻きTシャツのスソを絞って海水浴客をよそったと。

 

新一「でもさー、他の男二人がそうだったかもしれないじゃん! 女の人はビーサンしか買ってないしさー」

 

秀一「いや、正確に言えばビーチサンダルしか買えなかったんだ、、、お札が濡れてしまい、小銭しか使えなかっただろうからな、、、」

 

秀一は、だから、コインで買えるビーチサンダルだけを買った彼女が犯人だと言います。

 

刑事からは、女性ならもともとサンダルを履いていた場合もあるのではと言われますが、秀一は強盗犯がサンダルをはいていたとは考えにくいと言います。

 

秀一「ですよね? 北森さん、、、どうせ偽名でしょうけど、、、」

 

新一の父は、お母さんとまだ電話を続けています。

 

「ホー、浜辺にいたその若者が私が君に言った推理通りのことをはなしているのか、、、なかなか興味深い、、、」

 

母は、なぜ写メで犯人が分かったのか聞きます。

 

父「腕時計だよ!」

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男性二人はそれぞれ1時45分と2時ちょうどをさしていたが、女性の時計は10時10分だったからだと言います。

 

母「はあ? 女の時計だけ壊れて止まってるんじゃないの?」

 

 

新一も靖絵に話しかけます。

 

「お姉さんが強盗犯だってのはボクにもわかるよ! お店から盗んだ時計付けてるしね!」

 

靖絵「な、なに言ってるの? このガキ!」

 

新一は時計が10時10分で止まっていることを指摘します。

 

「知らないの? お店に並んでる時計って大体、作った会社の名前がきれいに見えるように、10時10分くらいで止まってるんだよ?」

 

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靖絵「なるほどね、、、だからあの男にバレたってワケか、、、」

 

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靖絵は強盗した後、車で二人で逃げる途中、死んだ男のほうに盗んだ時計をくすねるなと言われてケンカになり、事故に遭ったのでした。

 

靖絵「まさに転落人生とは子のことね。」

 

秀一たちは、事件が解決しその場を離れます。

 

秀一の母「それで? 気は変わったの? FBIに入るとか言ってたけど、、、」

 

秀一の母は、FBIに入ることを止めますが、秀一はますます入りたくなったと言います。

 

母はそれを見て、秀一に務武の影を見ます。

 

(やっぱりこの子は、、、あの人の息子なのね、、、)

 

母はあきらめて言います。

 

「行け秀一! その熱病でお前の命が尽きるまで、、、真実を覆い隠す霧を一掃しろ!! その代わり靄一つ残したら許さんぞ!」

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秀一「ああ、もとよりそのつもりだ、、、」

 

そこに新一が話しかけます。

 

「刑事さんが呼んでるよ。もう一度警察署で聞きたいんだって!」

 

秀一は、それは君に任せると言います。

 

新一と話して秀一が笑うのを見て真澄が言います。

 

「ね、ねえ君、、、まるで魔法使いだね♡」

 

それを思い出したところで新一の回想は終わります。

 

現在の新一。

 

 

新一は考えています。

 

(世良は10年前、オレとあったことを思い出させようとしてんじゃ、、、ってことは、オレの正体が工藤新一だと知ってるのか?)

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新一は、羽田名人が世良の兄の秀吉で、彼がメアリー母さんと呼んでいた人が領域外の妹と同一人物とみて間違いないと考えます。

 

(まさかオレと同じ薬を飲まされたのか?)

 

一方真澄の方も考えています。

 

(どうやら10年前のボクのことを思い出してくれたようだけど、君にはわからないだろうな、、、ボクが君を魔法使いと呼んでいる、、、、本当の理由はね、、、)

 

つづく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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