前回から流産に関する話になりました。

今回はその2話目です。

前回の最後は、後藤さんという女性が不育症(流産を繰り返す症状)の原因がわかったと鴻鳥先生に話しているところでした。

 

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後藤さんは、鴻鳥先生に別のクリニックで診断された不育症のことを話します。

 

後藤さんは、血液がたかまりやすい体質で、抗リン脂質抗体症候群という疾患だそうです。

 

後藤「自分は健康だと思ってたから最初はちょっとショックだったんです。でも今は原因が見つかってホッとしています。」

 

鴻鳥「後藤さん、、、もうすでに妊娠10週なんですね」

 

後藤「はい、不育症のクリニックで血栓ができにくいように治療も始めています。」

 

後藤さんは、ヘパリンの注射を12時間ごとに自分で打っているそうです。

 

後藤「もう太ももが青あざだらけです」

 

後藤さんは、それでも全然平気だと言います。

 

「流産したときのほうがずっとつらかったですもん」

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ナースステーションで、、、

 

ゴロー「後藤さん。ヘパリンの在宅自己注射してるんですか、、、でもそれってすごく費用がかかりますよね」

 

四宮先生が、ヘパリンの在宅自己注射は平成24年から妊娠中の血栓症予防として保険適応になっていると説明します。

 

 

ゴロー「後藤さんは不育症の検査をうけて、いろいろよかったんですね」

 

小松「妊娠して良かったね」

 

鴻鳥「ええ、、、あとは薬の副作用が出てないか定期的な検査をして、、、不育症のクリニックと連携して妊娠を見守っていきます」

 

小松「じゃあ、、、気になるのは篠原さんか、、、」

 

鴻鳥「そうですね、、、、赤ちゃんの心拍が確認できるまでのこの2週間は、、、とても長いでしょうからね」

 

 

篠原さんの家。

ご主人が朝で賭けるところです。

 

夫「、、、今日は早く帰ってくるからさ」

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妻「うん」

 

 

夫「家事とかオレが帰ったらやるからゆっくりしてなよ」

 

妻「大丈夫、、、働いたほうが気がまぎれるから」

 

通勤中妻を心配する篠原三のご主人。

(大丈夫かな、、、オレだって一人になったらいろいろ思い出すのに、、、あいつは、、、もっとだろうな)

 

 

会社で同僚に話しかけられる篠原さんの夫。

 

「どうしたんすか? 奥さんとケンカ中ですか?」

 

篠原「ちがうちがう、、、、ケンカもできないんだよ」

 

同僚「、、、、」

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帰宅した篠原さん夫。

「明日だな。検診」

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妻「うん」

 

夫「オレも一緒に行くから」

 

妻「うん」

 

篠原さんのご主人は手持無沙汰な感じです。

 

夫「あ、、、オレコンビニ行ってくるけどアイスとかいる?」

 

妻「いらない」

 

 

夜の公園のベンチに腰掛ける篠原さんのご主人。

 

「ハア、、、、なんて言ってやったらいいんだよ、、、」

 

 

翌日。ついに篠原さんは鴻鳥先生の診察にやってきました。

 

鴻鳥「篠原さん。経膣エコーで見ますので、内診台に上がってください。」

 

祈る篠原さんの夫と妻。

 

(神様、、、、どうか、、、、)

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鴻鳥先生がエコーを見ています。

 

鴻鳥「篠原さん、、、ここに赤ちゃんの姿が見えます、、、、ただ、、、」

 

篠原「心拍がないんですね、、、、」

 

鴻鳥「はい、、、、残念です、、、、もしも不育症の検査を希望される場合、、、不育症専門のクリニックをご紹介します。」

 

帰りの公園でベンチに腰掛ける篠原夫妻。

 

 

妻「よしゆき、、、もう諦めようかな。赤ちゃん、、、」

 

夫「お前がそうしたいならオレはそれでいいと思う、、、でもそれで本当にいいの?」

 

夫は、自分もどうしていいのかわからないと言います。

 

夫「オレがつらいのは流産してしまったことじゃないんだ、、、、苦しんでるお前に何もしてやれないことなんだ。」「初めて妊娠してオレにエコー写真をみせてくれたとき、、、、お前がすごくうれしそうな顔をしてて、、、オレはその顔を見てるのがすごく幸せで。だからもう一度見たいんだよ、、、、」

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「もしお前が本当に諦めていないなら、、、不育症の検査を受けてみないか?」

 

 

病院の廊下で話す小松さんと鴻鳥先生。

 

小松「私さ、篠原さんのエコー中ずっとお願いしてた。神様篠原さんに赤ちゃんの心拍見せてあげてって」

 

鴻鳥「一緒ですよ、、、僕もそれしかできませんでした。」

 

 

つづく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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