聖宮へ行くことを決めたシンドバッド。

 

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国際同盟本部金属器保管庫。

 

アルバ「よろしいのですね? これから聖宮への突入を試みます。成功の確率は百に一つ。しくじれば、、、あなたは死にますよ。」

 

 

シンドバッド「ああ」

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アルバはシンドバッドに金属器を見につけるように言います。

 

「聖宮はルフの在り処、人の肉体のままではたどり着けません。

 

アルバは、シンドバッドが落ち着いているのに疑問を感じます。

 

シンドバッド自身も、(変だな。これから死ぬかもしれないのに、頭がすっきりしている。なぜだろう?)と考えています。

 

アルバは魔法陣に立ちます。

 

「私のすべてはこの時のために、、、アルサーメンの全魔力を!!」

 

 

シンドバッドは、自分がなぜ聖宮に行くのかと考えています。

 

(そう、、、オレは、本当に自分を神の救世主の器だと思っていた。なぜ人は争いを憎みながら争い続けるのか? この絶望的な命題を解ける器が、、、、戦いの連鎖を断ち切れる特別な器がいるはずだ。それが自分だと、、、、思い込もうとしていた)

 

(でも、そんなやつはいないのかもしれないな、、、)

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(俺よりも運命が見えないと侮っていた者たちがオレの想像を軽々と越えていく。、、、アラジン、アリババくん、白龍王子、紅玉殿まで、、、、(

 

 

(認めたくはないが、、、彼らと俺に差などない。戦乱や理不尽が消えなくてもみんな生きていけるんだ。世界は続いているんだ。)

 

(ならばなぜ、オレは聖宮へ行く!!? 命を賭してまで仲間と築いたものをなげうってまで、、、なぜおれは、、、誰にも望まれぬものを掴もうともがいているんだ!!?)

 

聖宮への扉を開こうと魔法陣で魔力を使うアルバ。

 

シンドバッド「失敗するとオレ達は死ぬのか?」

 

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アルバ「な、何を言っているの!?」

 

シンドバッド「でも、百に一つがそんなに悪い勝率か?」

 

アルバ「扉が開くわ生身のまま飲み込まれないように気を付けて!!」

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シンドバッド(今日、死ぬ気がしない。、、、、そうだ、これだけは言える、、、、オレは、自分が本当に、今日死ぬと、感じたことが一度もないんだ)

 

笑顔を浮かべるシンドバッド。

 

アルバ(この人、何を笑っているの!!??)

 

シンドバッド(そうだ!あの時と同じだ! ダンジョンへ挑んだ時と! オレはもっと先へ! この手で世界を変えたい!! 誰のために!?)

 

(人のためか? 世界のためか? いや違う。 オレの願いのためだけに! 運命をねじ伏せ、すべてを掴む。それこそが俺という、、、強欲なただのひとりの人間だ!!!)

 

アルバが叫びます。

 

「シンドバッド様!! 聖宮への道に飲み込まれてしまった!!?」

 

ウーゴがシンドバッドに話しかけます。

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「シンドバッド、気味は神の器じゃない。」

 

シンドバッド「知っているよ。魔装クローセル!」

 

「それでもやるんだ!! オレが願いをかなえるのに神の承認はいらない、、、必ず聖宮へたどり着く!!」

 

ウーゴ「それはできない!」

 

 

シンドバッド「できるさ。、、、なんだかオレなら行けそうな気がするんだ!」

 

つづく。

 

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