前回は、聖宮に向かうシンドバッドがウーゴに焼かれました。

そこにダビデ老が出てきて、ウーゴを消し去ったと思ったのですが、逆に復活した巨大なウーゴに握られたところまででした。

 

ウーゴの手に握られたダビデ老。

 

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「なぜた! 私は聖宮の番人になったのに?」

 

ウーゴ「神の上の神になればこの通りさ。」

 

ダビデ老「どういうことだ?」

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ウーゴ「ダビデ老、、、君とアルバの計画は丸見えだった。シンドバッドを利用してここへ来るとわかっていた。」

 

ダビデ老「いいや、わかるはずがないのだよ。私はイル・イラーと同化していたのだから。」

 

ウーゴ「そうだね。聖宮はイル・イラーの世界のエネルギーを効率よく循環させるシステムであり、オレも彼の世界の一部なのだから、、、、神を人間が見通せるはずがない。、、、、でも、ここで発想の転換をしたんだ! 神が箱庭をのぞき込む間、箱庭からも髪をのぞけないと果たして言えるだろうか?」

 

 

ダビデ老「つまり、何が言いたいのだ?」

 

ウーゴ「つまり、、、オレはあまりに時間がありすぎて研究していたら気づいてしまったんだ、、」

 

ダビデ老「!?」

 

ウーゴ「神の多重構造に。その順番の入れ替え方もね!」

 

目を見開くダビデ老。

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神にも階層があってもおかしくないだろう?、というウーゴ。

 

ダビデ「素晴らしい! まさかこれほどとはな! 私の孤独も癒される。君とならばともになれる気すらするのだよ。さあ!神同士対等に語り合おうではないか!」

 

ダビデにもう一方の手を多いかぶせようとするウーゴ。

 

ダビデ「ん? いやいやちょっとまっ、、、」

 

 

一方、アルバ、、、、

 

(ここはどこ? まぶしい、、、書庫? 体が動かない)

 

 

アルバの目にウーゴの顔がうつります。

 

ウーゴ「おはようアルバ! ここは聖宮だよ!」

 

気が付くアルバ。

 

「聖宮!?」

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「シンドバッド様とダビデ老が成功したの?」

 

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ウーゴ「ダビデ老とイルイラーならあそこだよ。」

 

ウーゴが指し示すほうには水槽に入ったウネウネする生物がいます。

 

 

アルバ(おお、、、我らが父よ、、、!?)

 

ウーゴ「彼は念願通り下位世界を創っている真っ最中さ。あの中にもルフがあり、宇宙があり、生命があるんだね、、、」

 

ワナワナと震え出すアルバ。

 

「また、、、あのお方から力を奪ったのね、、、!」

 

神の意志は下位世界の生命にはわからないんだ、というウーゴ。

 

アルバ「絶対に許さないわ!」

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ウーゴ「イルイラーの望みを僕が叶えてあげたんだ。」

 

アルバ「お前ごときが神様きどりか!」

 

ウーゴ「そうだよ」

 

ウーゴの顔はまた、とけていくような丸い目だけの物体になります。

 

「俺こそが全能の神なんだよ。、、、アラジンたちのいる世界にとってはね。俺はソロモンから託された世界をうまく運営しなくっちゃ。これでいいんだよね。ソロモン?」

 

 

アラジンがいなくなってから退屈で長い長い時間を感じたと言うウーゴ。

 

「でも、今日からは寂しくなんかない、、、!」

 

ウーゴから伸びた触手がある場に巻き付きます。

 

ウーゴ「君がいるから、、、もう一度俺と友達になってよ、アルバ!」

 

アルバ(ウーゴ、壊れたか、、でも私は逆らえない、、、どうすれば、、)

 

ウーゴは、アルバを座らせて機会を触り始めます。

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ウーゴ「なぜあの人間に防御を少し破られたんだろう? それにオレのマギたちはなぜ、あ御インゲンを恐れて王に選ばなかったんだろう?」

 

 

一方水槽の中では、ダビデが、、

「ハハハハ、私は神だ! 世界を想像しているのだ! しかし、何かが違う気がする?」

 

そこにダビデの上から何者かの声がしてきます。

 

「そうだ。お前はよくやってくれたよ。オレが高みに上がるための布石、、、、それこそがお前の役目だったんだ」

 

 

ダビデ「そうだったのか、、、シンドバッドよ!」

 

つづく。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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