翼の家に宅配便が届きます。

 

「榊さんからか、、、これはストラップ」

 

(うちの神社で今日から売り出す恵比寿様風ストラップです。縁起ものなのでぜひ身に着けてください。榊あやめ)

 

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翼「ふーん。」

 

 

ところ変わって六道くんの家。

 

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六道「で、その恵比寿様をこっそり取り戻してほしいと?」

 

榊「ええ。なんとか十文字くんに気づかれないように、、、」

 

六道「なんでだ? 榊さん。自分で返してくれって言えばいいじゃないですか。」

 

榊さんは、あれは恵比寿様というか恵比寿様風なんです、と言います。

 

六道「恵比寿様、、風?」

 

 

一方、翼は道を歩いています。

 

後ろから翼に気づいて声をかける桜。

 

「あっ、翼くーん。」

 

六道くんと榊さんは電柱に隠れてみています。

 

すると、翼の頭上に恵比寿様風の霊が出現しました。

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榊「きゃっ、まずい!」

 

桜「翼くん、それ、、、」

 

恵比寿様風の霊がもっている釣り竿を振ろうとしたところ、榊さんの霊が恵比寿様風に突進してどこかに連れ去りました。

 

桜「榊あやめさんの生霊?」

 

榊「グッジョブ。生霊!」

 

榊さんは六道くんに、あれは見た目は商売繁盛の恵比寿様だが、実は恋愛成就のおまじないグッズだと言います。

 

六道「それはあれか? 恵比寿様の釣り竿でハートを一本釣り的な、、、」

 

榊さんが言うには、普通の恋愛成就のお守りが恥ずかしくて買えない人のために一件別物の恵比寿様風として恋愛成就のお守りを作ったということです。

 

 

それをさりげなく連絡するキッカケが欲しくて、翼に送ったということです。

 

六文「シャイですね。」

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榊「けっこう売れて、、、、ところが数日たつと、、、、何と感謝の手紙が続々。集計の結果片思いに100パーセント御利益があることがわかったわ!」

 

六道「もしやあの恵比寿様は、おはらい中にストラップに注入されたきみの念の化身か?」

 

みると翼の頭上にまた、恵比寿様風の霊が出ています。

 

六文「桜さまを釣ろうとしてます!」

 

桜(なに? この赤い釣り糸、、、)

 

今度は六道くんが突進して翼ごと恵比寿様風の霊を蹴り飛ばします。

 

六道「危ないところだったな。真宮桜。」

 

桜「なんなの? あれ?」

 

恵比寿様風はストラップを回収しないと何度でも現れるようです。

 

榊「はっ、ということは十文字くん。私がプレゼントしたあのくそダサいストラップを見につけてくれているのね。嬉しい!」

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六道「お買い上げのお客様に謝れ。」

 

六文「ポジティブな女ですね。」

 

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六道くんに蹴り飛ばされた翼が戻ってきました。

 

翼「せっかくの商売繁盛の縁起物だからね。」

 

榊「きゃ、十文字くん。」

 

しかし、翼の頭上の恵比寿様風の霊は榊さんには一切反応しません。

 

崩れ落ちる榊さん。

 

六道は、翼の体をまさぐってストラップをみつけます。

 

「これか。」

 

 

六道が取り上げた財布にストラップはついていました。

 

翼「とうとう他人様の財布に手を出すまでに落ちぶれたか!」

 

今度は翼に蹴り飛ばされる六道くん。

 

榊(くっ、なんとかこっそり取り返さないと!)

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六文は桜にストラップのことを耳打ちします。

 

桜「片思いに効くお守り、、、?」

 

六道くんが榊さんに提案します。

 

「せっかくの霊験あらたかなお守り。榊さん。いっそ自分で使ったらどうだ?」

 

榊(思いつきもしなかったけどナイスアイデアね。だけど、そんなことできない! だってそれは偽りの愛、、、、)

 

翼の恵比寿様風の目が光り、また桜に向かって釣り針を投げてきます。

 

そこに別の恵比寿様風の霊が出てきて釣り針を投げます。

 

釣り針はひっかかって絡まります。

 

榊「もしもの時のために持ってきておいてよかった!」

 

桜「しかも大量に。」

 

翼(え? どういうことだ?、、、、なんだか榊さんがたまらなくかわいい!)

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翼「お茶でも飲みに行こうか。」

 

榊「えええええ!?」

 

六道「すごいな。まるで両思いであるかのように、、、」

 

桜「そうか釣り糸がからまって、まるで二人が赤い糸で結ばれているみたいに、、、」

 

榊さんは翼と二人であるいて喜んでいます。

 

(思いが届いた! お守り最高!)

 

と、そこで翼と榊さんの恵比寿様風の霊が消えました。

 

榊さんの片思いが解消されたためにストラップに注入された念も消滅したようです。

 

4人でお茶する六道くんたち。

 

六道「一般の客に売るのは危険だな。効きすぎる。」

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桜「でももうたくさん売っちゃったんでしょう?」

 

翼「榊さん。これ商売繁盛のお守りじゃないのかい?」

 

榊(なんでみんなでお茶してるの?)

 

結局、ストラップは効き目が切れてしまってクレームの嵐になりました。

 

終わり。

 

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